ラダーシリーズのレベル2は、10冊くらい読みましたが、これはレベル2のなかでは、出来がいい部類だと思います。たんに、原作そのものが面白いだけかもしれませんが。
というか、日本語で読んだら、いまいち面白くなかったロアルドダールの世界観が英文では、ばっちり、感じられて、最高です(リライトしてあるとはいえ)。
mustとhave to、willとbe going toなどの細かい使い分けを意識して読むと、とても勉強になりますよ。また、どれもオチのある話なので、自分がほんとうに話を理解できたかも、確認できてよいです。短編なので、むだな言葉が少なく、読み違え、読みとばしすると、とたんに意味がわからなくなるので、しっかり文章の流れについていってくださいね。
蛇足ながら、トムソーヤなどアメリカ人作家がかいたものと比較して読むのも、面白いですよ。ロアルドダールと、不思議の国のアリスは、イギリス英語のニュアンスというか、空気感がありました。
もってまわったようないいかたをしたり、など。
日本人の作家でいえば、むかしの阿刀田高のショートミステリーとか、好きなひとならロアルドダールは、好きな系統だと思います。
多読の数のうちには、ぜひとりいれてもらいたい一冊です。