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レーニン (光文社古典新訳文庫)
 
 

レーニン (光文社古典新訳文庫) [文庫]

レフ・トロツキー , 森田 成也
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

レーニンの死の直後、本書の主要部分はスターリンによる迫害の予感のなかで書かれた。「ソ連共産党とソ連全体が全体主義の悪夢に飲み込まれてしまう」直前だからこそ「等身大」に描きえた、まさに珠玉の回想録である。ロシア語原典からの初めての翻訳。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

トロツキー,レフ
1879‐1940。ロシアの革命家、第4インターナショナルの創設者。南ウクライナの自営農の家に生まれ、10代の頃より革命運動に従事。最初の逮捕と亡命後にレーニンらの『イスクラ』に寄稿。1905年革命で指導的役割を果たした。1917年革命の際にはレーニンと密接に協力して10月革命を指導。レーニンの政治的離脱後、官僚主義の克服と工業化を訴えるがスターリン派によって弾圧される。1929年に国外追放。1940年8月、スターリンの刺客にピッケルで頭を打ちぬかれて死亡

森田 成也
1965年生まれ。大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 533ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/03)
  • ISBN-10: 4334751253
  • ISBN-13: 978-4334751258
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
星1つさえ与えられない。「ロシア語原典からの初めての翻訳」と謳っているが、松田道雄訳を大幅に踏襲した「偽装」商品である。インターネット上で「森田成也訳『レーニン』の検討」というブログを読んで愕然とした。誤訳もひどい。こんなものを出版することがどうして許されるのだろうか?
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By h.yamagata 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
 レーニンについて、トロツキーが書いた本。
 トロツキーは、チェ・ゲバラと並ぶ、中二病的な革命家英雄視の中でも最大のヒーローの一人であり、後に否定されたスターリンとの確執もあり、本来あるべき社会主義の体現者のような印象を一部の人は抱いている。また、かれはレーニンの同志であり、直接かれを知っていた。だから一次情報としての本書の価値は否定しがたい。このため、本書が非常に優れたレーニン伝であるかのような印象が一部にはある。

 確かに本書は読み物としてはおもしろい。トロツキーは超一流のアジテーターだけあって、エピソードの盛り上げ方はとても上手だ。
 しかしながら本書は、レーニンについて基礎知識のない人が一からまともな理解を得ようとするにはほとんど役に立たない。基本的に、レーニンの悪いところ、ダメなところは一切書いていない。トロツキーは、スターリンが正しいレーニン思想をゆがめてしまった(そして自分こそは正しい(けんかする前の)レーニン思想の伝承者である)と思っているので、レーニンを悪く書くはずもない。そして基本的にはレーニンと同じ党派に属してきた人物だから、客観的に見ればレーニンがまったく一貫性のない党派的なふるまいを見せても、それを公平に描くことはない。身内びいきが非常によくない形で満ちており、現代におけるレーニン理解のベースにするにはあまりに偏っている。

 また、トロツキー自身も書いているとおり、まだ完成したものではなく、部分的なメモと回想記にとどまっている。革命後の話はほとんどない。

 したがって本書を読んでレーニンについて何かわかった気になるのは大変危険。サーヴィス「レーニン (上)」などで全体像をきちんと把握して、それについてのエピソード集として流し読みするのが適切。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By USC VINE™ メンバー
形式:文庫
 さて、レーニンと共にロシア革命を指導し、スターリンによって暗殺された悲運の革命かトロツキーがレーニンを書いたものです。レーニンに関する本は色々と出版されていますが、偶像化か、悪玉かのどちらかに描かれる場合が多いですが、この本は人間くさいレーニンの姿をトロツキーの鮮やかな文章で綴られています。光文社の企画はこの様な本を翻訳あるいは改訳してくれて出版してくれることです。訳文の出来は個人の評価に委ねますが、レーニンをこれだけ間近にいた人物が書いていることです。また、既にこのときにはスターリンによる粛正および恐怖政治が敷かれており何とかこの本を出版すべくトロツキーの苦心も表れています。スターリンの呪縛、ソビエトの呪縛から解き放たれた今こそ、トロツキー、レーニンおよびマルクスを何のバイアスも無く研究し読むことが出来ることは良いことです。
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