レース編みの本は家に30冊以上あり、沢山のデザインを見ましたが、この本の作品はどれも溜め息の出るものばかりでした。
この本は絶版となっており、ここで3000円で購入しました。復刻を希望しますし、小林恭子さんにも、もっと本を出して欲しいと思います。
本の中身ですが、レース編みは「反時計回りに編む」「編み図に慣れない」という初心者さんには難しいと思います。
花のデザインが満載でした。配色を変えた凝ったドイリーばかりで、形は主に円形が多く楕円形や四角の形も数点ありました。
気になったのは掲載されている作品の写真です。良点欠点がありました。良点は、作品の編み目を一部超ドアップで載せている点です。繊細な編み目を手に取ったかの至近距離で見れるので、自分の作品と見比べる事が出来、自分の編み目の汚さに嘆き大変勉強になりました。
欠点は、作品の全体が映っている肝心の全体写真が中心部にピントを合わせ、周りをぼかす手法を使っている為に全体のはっきりした写真が台無しになっていた所です。
本当にもったいない。なぜ、この本にその手法を用いたか悔やまれます。編む事に対して、それが妨げになる事はありませんがレース編みや編み物をする人達にとっては、「作品の全体図」は「絶対的なお手本」なんです。
初心者さんも、編み図で分からない時頼りにするのは全体図であったりもします。せっかく良点である「一部分編み目ドアップ」があったのに残念でなりません。
しかし、そんなことも評価をつける際に、マイナスをつけられない程この本のドイリーは綺麗です。ドイラーが血眼で買い走ったというだけありました(笑)