まだF1ですら普通に販売されている部品を組み合わせて作られていた時代。
その頃にレーシングカーデザイナーとして活躍したレン・テリーによるHow to本。
当然ながら現代実践的な意味で役に立つ内容ではありません。
たとえば、シャーシの捻り剛性の評価のやり方:壁にリアバルクヘッドを固定し、フロントバルクヘッドに引っ掛けた棒を捻る
といったように非常に大雑把な方法が紹介されています。
しかしコストと性能のトレードオフや、納期が限られる中で何を優先するかといった判断、サスペンションジオメトリーの考え方など、興味深いトピックがちりばめられています。
現代、特に日本でレーシングカーを自作することはないと思いますが、レーシングカーについて興味があるのなら読んでおくのも教養として良いかと思います。