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レヴィ=ストロース講義 (平凡社ライブラリー)
 
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レヴィ=ストロース講義 (平凡社ライブラリー) [単行本]

クロード レヴィ=ストロース , Claude L´evi‐Strauss , 川田 順造 , 渡辺 公三
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

20世紀最良の知的遺産たる構造主義は、21世紀世界の難問にいかに答えるのか。構造主義を提唱した文化人類学の泰斗が、性・開発・神話的思考など、アクチュアルなキーワードを通じて、第三のユマニスムとしての人類学の新しい役割を説く。日本文化への鋭い洞察を示す、一九八六年、東京での三回の講演と質疑応答を収録。

内容(「MARC」データベースより)

20世紀最良の思潮「構造主義」を拓いた碩学が、性・開発・神話的思考をキーワードに、21世紀世界が直面する諸問題を論述。文化人類学の可能性をさし示した1986年の東京講演の全記録と質疑応答を収録。

登録情報

  • 単行本: 259ページ
  • 出版社: 平凡社 (2005/07)
  • ISBN-10: 4582765432
  • ISBN-13: 978-4582765434
  • 発売日: 2005/07
  • 商品の寸法: 16 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 266,095位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
文化人類学とは何か?そしてそれが現代社会や人類に対する果たすべき役割や思考方法が、3回の講義を通じて初めから終わりまで徹底して貫かれており、とても理解しやすく文化人類学入門書、また多様な文化の捉え方を考えるうえで最適な本です。

いわゆる「未開社会」で生活している人々に対して、近代社会の人間が安易に抱きやすい「優越感」や「非合理性」などの価値観に対して、丁寧にその壁を崩していきます。
「人類の歴史のおそらく99パーセントに当たる期間、そして地理的に地球上の4分の3」で、人類は未開社会の中で生活してきたこと、また非合理的に見える信仰や習慣も、数世紀を経てそれぞれの地域で形成されてきたものであるが簡単に崩れやすいこと、そして唯一普遍的な価値観といった枠を持つべきではないし単純に他に当てはめるべきではない、といった提言の数々は人類全体と社会の多様性を考えるうえで頭の片隅においておくべき言葉でしょう。

もちろん、単に入門だけにとどまらず、未開社会における性や神話の特徴と比較、そして遺伝と文化の関係から日本の文化まで論じるなど、その内容は充実しています。個人的には以前読んだ「銃・病原菌・鉄」(ジャレド ダイアモンド著)が思い出されました。未読の人は共に是非お勧めします。
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By 柳川雅葉 VINE™ メンバー
形式:単行本
 この本は人類学という学問が世の中にどのような影響力を秘めているかが鮮明に記されています。
 日本にも造詣が深く、世界を代表する人類学の碩学であるレヴィ=ストロース自らが日本で行った人類学の講演をおさめた本書が述べる考えは、今もなおその力を失っては決してないと思います。
 今日の資本経済を基盤とする私たちの社会に警鐘をならしています。とはいえ、その立場は比較的謙虚であり、「こうするべきだ!」というものではありません。そうした一連の行為は私たちの生きる社会を考え直すというものであり、人類の羅針盤の指針を確かめ直す作業なのです。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 1986年に東京で行われたレヴィ=ストロースによる
 3回の講演と質疑応答。

 訳は、川田順造さんと渡辺公三さん。

 第一日目は、

 文化人類学とは何か?
 その歴史や意義をあきらかにする。

 「人類の歴史のおそらく99パーセントに当たる期間、
  そして地理的に言えば地球上で人の住む空間の4分の3」

 を占めていたのは、いわゆる「未開社会」であったこと。

 「人類学者は、私たちの生き方、私たちが信じているもろもろの価値観がすべてではないということ、

  私たちのものとは異なった価値体系によって幸福を実現した共同体がかつて存在し、

  また今も存在するということを明らかに」する。  
 

 第二日目は、

 文化人類学の方法や考え方を用いて、
 
 「家族・社会組織」
 「経済生活」
 「宗教思想」

 の3つの側面から分析してみせてくださいます。

 「家族・社会組織」の分析例として、
 社会における「不妊」の問題が取り上げられています。

 生物学的な親と社会学的な親の考え方、
 3人の母親(卵子提供者、母体提供者、母親希望者)と2人の父親(精子提供者、父親希望者)の
 組み合わせが、人工授精など無い未開社会においても様々な組み合わせがありえること。

 でも、文化相対主義・・価値中立をあまり意識してしまうと、
 意見が鈍ってしまうかもしれません。

 最後の講演では、
  
 人類学が、日本から学ぶこと。

 日本での講演会ということもあるのでしょうが、

 レヴィ=ストロースさん、日本の芸術に造詣深いです。

 特に、19世紀の琳派の芸術を絶賛・・・

 そういうと「日本その心とかたち」でもインタビューに出ていました。

 
 「未開社会」・・・発展途上国において、独自の文化が破壊されていく状況、

 先進国の二番煎じ、三番煎じの文化になろうとしている状況、
 
 先進国の人間が、独自の文化を守れということは、植民地主義を補完する役割を果たしてしまうこと、

 ・・・・ちゃんと質疑応答の中で、問題提起されています。
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