この本の半分は夫婦漫才で出来ています。そんな感じの第四巻。もちろん、あらすじに書いてある姫路軍の戦争も描かれていますけれど。
内容を一語で表すとすると、陳腐だけれども、「変化」になるのかもしれません。これはユーキやタケルの心情の変化でもありますし、世界を支配するルールの変化でもあります。そして最後に、もう一つ大きな変化が…。でも、これらの変化を起こさせているのが、変化しないタマであったり、美歌子であったりするのが何か皮肉です。
ビジュアルかを前提として描いているような戦闘シーンと、掛け合い漫才のような会話。そういう、受けを狙っているような作風とは裏腹に、物語の世界観をしっかりと描こうとしている意思も感じられる作品。いやあ、三日で出来る芋があったら、世界の食糧問題は一挙に解決する気がするなあ。