タイトルの通りの印象です。百合というジャンルもここまで成熟したかと思います。いや、偉そうに言いながら百合ジャンルには全く詳しく無いので(オイ)、この作者さん独自の世界かもしれませんが。
つまりこの本は、女性が泣いたり笑ったりしながら女性に恋をするだけの話です。 過激なエロ描写も、エロ漫画独特のやり過ぎな演出も極端な人物も存在しません。もうそういうものを売りにしなくても、百合作品が商業で成り立つと言うことでしょう。
とすると、エロ目的、怖いもの見たさ目的でこの本を買った私みたいな読者は弾かれてしまう訳ですね。 単に「恋愛というジャンルの漫画はお好き?」という問題になってしまい、 私は「いやーどっちかと言うと奇想天外摩訶不思議な突拍子も無い話の方が好きです」て事でタイトルの感想です。
でも、真の百合好きさんには素敵な時代が来ましたねえと思わず語りかけ。
百合がエロ漫画の1ジャンルに過ぎないという時代が終わった訳ですから。
そのうち昔(20年前)の別マや週マで連載されていたような恋愛漫画が、百合でも描かれていくんでしょうか。 少女が少女にひたすら恋をし、その心理を繊細に描写していく、エロや禁忌に逃げないそんな漫画が。
なんかちょっと楽しみな気もします。