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レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで (ヴィレッジブックス)
 
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レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで (ヴィレッジブックス) [文庫]

リチャード・イエーツ , 村松潔
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

美しい妻エイプリル、かわいらしい娘と息子、郊外にあるマイホーム―。大企業の一員としてニューヨークの街で「死ぬほど退屈な仕事」につきながらも、そのすべてに囲まれて、フランクの人生は順調だった。だが30歳が目前に迫ったとき、妻の思い切った行動がきっかけで、理想の生活にひびが入ってしまう。その瞬間から色あせていく幸せな日常。もっと自由な暮らしを夢見ていたはずではなかったか?夫以上に不本意な毎日を過ごし、苦しんでいたエイプリルは、ある提案をするのだが…。人生で出会ういくつもの真実の瞬間を鋭く切り取った、世代を超える大ベストセラー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

イエーツ,リチャード
1926年アメリカ・ニューヨーク生まれ。第二次世界大戦に従軍後、ジャーナリスト兼フリーライターとして活躍、ロバート・ケネディ上院議員のスピーチ・ライターなどもつとめた。1961年『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』で小説家としてデビュー、いきなり全米図書賞の最終候補に残る快挙を成し遂げる。その後、コロンビア大学やボストン大学で教鞭をとりながら8作の小説を発表した。1992年没

村松 潔
1946年東京生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 469ページ
  • 出版社: ヴィレッジブックス (2008/12/15)
  • ISBN-10: 4863321066
  • ISBN-13: 978-4863321069
  • 発売日: 2008/12/15
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 270,616位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
映画を見る前に原作を読みました。映画はほぼ原作どおりでした。映画も見ようと考えている方、先に映画を見た方がいいかもしれないです。もちろん原作と映画は別物だと理屈では分かっていますが、映画を見た後で原作を読むとなるほどという感じだと思いますが、逆に原作を先に読むとそれに引きずられて映画を見てしまいそうなんです。つまり、それだけ映画はきわめて映画的で、原作はきわめて小説的だということなのです。
どういうわけか全く同時期にハヤカワ文庫でも出ていまして、訳者と値段が数円違うようです。どちらをとるか、あるいは読み比べるか、ですね。私は村松氏の訳を読みたかったのでこちらを選びました。読みやすかったですよ。
あとがきにありましたが、昨今の八方ふさがりの経済状況を反映してかアメリカでも再評価の兆しが高まっているようです。日本でプロレタリア文学が再び注目を集めているのと同じでしょうか。
ですので50年代のアメリカの平凡な夫婦と平凡なご近所さんたちのひたすらダークサイドばかりが滑稽に暴かれる本当に救いのない小説なのですが、今の時代に読むとなんだかぴったりしすぎているほど理解されて怖いくらいでした。
各人の本当に事細かな内的独白は自分を棚に上げた恐ろしいまでの身勝手さと恐ろしいまでの滑稽さに満ちています。私はこの病める人々の告白を半ば馬鹿にしつつ、半ば共感しつつ読み進めるのをとめることができませんでした。
平凡であろうとしてそこに安住できない夫婦の話が柱ですが、私はその平凡な役を得たこと自体一度もないのです。彼ら以上に終わっているのかと思うと途方に暮れました。。。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
フランクはニューヨークの一流企業に勤め、郊外でエイプリルと二人の子供と、一見「幸せな」家庭を築いています。

ところが、地元劇団の初公演の失敗から、そんな「幸せな」生活が破たんをきたし始めます。
「愛している」ことと「嫌いではない」ことの違いに目を瞑り、お互いに背伸びした生活であったことに気がつきます。
そして、そうした現状を打破するためにヨーロッパ移住を計画しますが、それもエイプリルの妊娠で挫折します。

この「小市民的な」そして退屈な「幸せな」生活に満足出来なくなった時、ひとつの家庭が崩壊に向かいます。

しかし、考えてみれば、ほとんどの家庭がそんな生活ではないでしょうか?
エイプリルのように「張り合いのある」「生きがいのある」生活を求めすぎれば、誰も満足がゆかないでしょう。
完璧な家族などと言うものがあるのでしょうか?
そんな風に考えてしまうのは、私自身が「小市民的な幸せな」生活に満足しきっていると言うことでしょうか?
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4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
レオナルド・デカプリオ主演で映画化が決まったこの作品。
はっきりいって、面白くもなんともなく、
むしろ、すべてが不快なくらいなんだけど、
非常に感慨深い作品である。

衝撃的なのは、女である私が、
「愛して止まない妻がいながら、浮気に走る男の気持ち。」
「世間の風習に縛られて妻は持ったものの、Aクラスの女に憧れ浮気する男の気持ち。」
この2パターンがそれなりの共感とともに理解できる点である。

憧れの美しく聡明な妻と結婚し、
人も羨む理想の家庭を築いたかに見えるフランク
30歳を迎え、人生の全貌が見えるにつれて、
彼とその妻、エイプリルの日常へのイライラは募っていった。
ある日妻は唐突に気づくのだ。
このイライラを打破する絶好の策、パリへの移住を。

夫はこの生活に腐っているだけで、本当はもっと才能のある人だ。
妻は夫の能力を信じ、夫は自分の実力を知っていた。
それが二人の不幸だった。

浅はかな夫が言葉巧みに妻や愛人を操ろうとする様が、全く持って、小賢しい。
最もらしく聞こえて、すべての優先順位は自己弁護のみであるのに、
不幸なのは、その言葉を妻が真剣に聞こうとしたことだ。
そして夫が本当に妻を愛していたことだろう。
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