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レベッカ
 
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レベッカ [単行本]

ダフネ デュ・モーリア , Daphne du Maurier , 茅野 美ど里
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

もしあなたが21歳で、いきなり貴族社会に紛れ込んだら…。下着からゴミ箱の中身までチェックされる生活になったら…。夫は「愛している」とひとことも言ってくれなかったら…。ヒッチコックが自身の映画(アカデミー作品賞、撮影賞受賞)でも描けなかった、ミステリアスでスキャンダラスな真実、ひたむきな愛の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

デュ・モーリア,ダフネ
1907‐1989。5月13日ロンドン生まれ。祖父はフランスから移り住んだ人気画家、父は『ピーター・パン』の作者、J.M.バリーとも親交のあった有名俳優という芸術家一族に育つ。自立のために小説家を目指し、20代のころ後の映画監督キャロル・リードと恋愛関係になるが、結局、イギリス軍人のブラウニングと結婚、1男2女をもうける。『レベッカ』は、1938年の刊行直後に英米でベストセラーになり、’40年にヒッチコックによってハリウッドで映画化され、アカデミー賞を受賞。「20世紀のゴシックロマン」「ミステリーの金字塔」と賞され、’78年にアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞グランドマスター賞を受賞している

茅野/美ど里
1954年東京生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒。7歳から2年あまり、13歳から1年あまりをアメリカで過ごす。卒論で倉橋由美子『婚約』を英訳し、倉橋氏の知遇を得る。翻訳デビューはL.M.モンゴメリの『赤毛のアン』(偕成社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 589ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/05)
  • ISBN-10: 4105055313
  • ISBN-13: 978-4105055318
  • 発売日: 2007/05
  • 商品パッケージの寸法: 19.6 x 14.8 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 777,532位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
1938年刊行の「20世紀ゴシックロマンの金字塔」と言われる、ヒッチコックの映画でも有名な作品の新訳版である。

うら若きヒロインの‘わたし’は、20才以上も年の離れたイギリスの貴族に見初められ、マンダレーという地所の、豪壮な館で新婚生活を始めるが、そこには前妻レベッカの影が・・・という物語である。

序盤は抒情的な恋愛小説の趣があるが、中盤は使用人や夫の親族はもとより、近所の人々からも「才色兼備で活動的で誰からも好かれていた」レベッカと比べられ、右に左に揺れ動く‘わたし’の心理描写がなんとも頼りなげで切ない。
そして終盤、一年前に溺死して下流に流され、夫マキシムによって確認されていたはずのレベッカの本当の遺体が、ヨットのキャビンに閉じ込められて湾の底で発見されるに至って物語はミステリー的な急展開をみせる。
不可解なラストは、もう一度第一章と第二章を読み返してみないと分からない仕組みになっている。

それにしても、この物語の骨格をなしているのは、いうまでもなくマキシムの告白の中でしか描かれず、作中一度も登場しないレベッカのその存在感であろう。70年もの間読み継がれ、今なお高い評価を得ている秘密はそこにある。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
デュ・モーリア生誕100周年を記念して出版された新訳。装丁もクラシックで美しかったので早速購入したが、翻訳のどこが新しかったのかと、出版の意図というか、誰をターゲットに出したのかが不明。
多分、帯から察するに、この書籍を若い女性が身近に感じて購入して欲しいのだと思うが(訳も分かりやすい言い回しに変わっているし、文庫版の古めかしい雰囲気はなく、さらっとしている)、果たして『レベッカ』を普通の女の子が買うかどうかに疑問がある。『レベッカ』を買う女性はそれこそ文学マニアだろうし、ゴシックロマンが好きなのだから、相当のオタク系女子なのではないかと思う。現に、私が一番失望したのは、文庫にあった「マキシム萌え」な感覚がこの本から感じられなかったことである。

ただ、解説が充実しており、いままで謎な部分が多かったデュ・モーリアの生い立ちや葛藤を分かりやすく簡潔にまとめてあるのが非常に良かった。なので、★は3つ。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読み終えてもなお・・・ 2008/6/25
形式:単行本
この読後感は何なのだろうと、頭がゆらゆらしています。
たぶん、冒頭の夢のシーンから“わたし”の視線に引き込まれ、茫然となってしまったラストまでずっと“わたし”と同化したまま読み切ったからでしょうか。
映画版・ミュージカル版と観てからの原作でしたが(内容にはちょっとした差異もあり驚きました)やはり原作は良いです!! 
想像力をガシガシ刺激する文学の力を感じました。
そして、ああ、マンダレー。マンダレーこそがこの作品の主人公だったのだと、よくわかりました。
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