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レバノン杉物語―「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで (桜美林ブックス)
 
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レバノン杉物語―「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで (桜美林ブックス) [単行本]

伊藤 章治 , 岡本 理子 , 鍔山 英次
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

古代から銘木としてピラミッドの基礎や帆船の帆柱に使われながら、乱伐がたたって絶滅の危機に瀕しているレバノン杉。その故郷レバノンでの保全と保護の現状を報告するとともに、日本に渡ったレバノン杉の行方を訪ねる。また同じような運命をたどりつつある秋田杉、屋久杉にも筆を及ぼし、森との共存という観点から地球環境問題を考察する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊藤 章治
1940(昭和15)年、旧満州(現・中国東北部)生まれ。名古屋大学卒業。中日新聞(東京新聞)文化部長を経て、2001年から桜美林大学教授。専攻・環境史

岡本 理子
1946(昭和21)年、東京生まれ。青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。2008年から桜美林大学講師、環境教育論担当

鍔山 英次
1931(昭和6)年、福井市生まれ。早稲田大学卒業。元・東京新聞写真部長。日本舞台写真家協会会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 桜美林学園出版部 (2010/05)
  • ISBN-10: 4905007003
  • ISBN-13: 978-4905007005
  • 発売日: 2010/05
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 レバノン杉に魅せられた人たちの奮闘ぶりが伝わってきます, 2010/7/11
By 
団塊予備役 (東京都中野区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: レバノン杉物語―「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで (桜美林ブックス) (単行本)
巻頭巻末になぜレバノン杉かという問いがあるが、確かにレバノン杉には一種独特の魅力があります。新宿御苑の新宿門から右に道なりに進むと真直ぐに空を指すレバノン杉の林が並んでいます。薄暗い、心が静まる素晴らしい雰囲気があります。やはり歴史に裏打ちされているのですね。同時に、既に現地でも数が減り、各地に移植されたものが今や貴重となった旨説明もあります。この本ではギルガメッシュに始まり、フェニキア、カルタゴとローマなど、いずれも船・建材・燃料としてレバノン杉を消費したこと、森の消滅と文明の興亡の連環、温暖化問題まで幅広く言及があります。確かにこれほど高品質で使い勝手の良い木材は珍しいと思います。かのトロイ戦争も森林を使い果たしたギリシアが当時豊かな森に覆われていたトロイアを狙ったのが真相と言われていますが、これもレバノン杉だったのでしょうか。この本では続けて、レバノン杉だけでなく屋久杉その他日本の森林含めて現状報告(日本にレバノン杉が入ってきた経緯等の推測も面白い)、過去現在の保全活動とその必要性ついても深い愛情と危惧をもって触れています。

意外だったのは、現地のレバノン杉がかならずしも垂直な形状でないらしいこと(分類上杉ではなく松に近いとのことですが)、では何故建材に多用されたのか、どうやって、どういった道筋で伐採・加工・移動したのか、今もレバノン杉を利用している構造物や遺跡、またレバノン杉の好む生育環境はどのようなもの、どうしたら維持回復できるのかなどより具体的に教えてもらえれば更に良かったと思います。
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