ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズの2大スターの競演で
すが,話題負けしない絶対に見るべき価値のある映画です。
実話ですが,芸達者な二人がそれぞれの良さを発揮しているのはもち
ろんのこと,脇を固める俳優もその人物像も暖かみがあり,よりリアリ
ティのある話になっています。
患者に対して真摯に向き合い,目の前の患者のために一生懸命努力
する医師をロビン・ウィリアムズが気張らずに,暖かみある笑顔でひ
ょうひょうと演じています。
一方,30年ぶりに眠りから覚めたら,自分の知っている少年の姿
ではなく,おっさんになっている現実にびっくりしながらも,ピュア
な少年の心で周りの全てを新鮮に感じ,話を楽しんだり恋をしたりし
て,生きることの全てを謳歌しようとする姿に,生きることの意味に
ついて考えさせられます。
自分が本当に今の生活を感謝して生きているのだろうかと・・・。
自分の見栄やプライドを振りかざし,大事な生きることの意味とか,
楽しさだとかを忘れているのではないかと考えさえられます。
一度目覚め,せっかくの人生の楽しみを見つけたのに,薬の抗体が
できて,再び眠りに入ってしまいそうな不安と自分の体が思うように
動かなくなっていく事に葛藤していく姿は映画であることを忘れさせ
られました。
一番印象に残るシーンは,そんな彼が想いを寄せる女性と踊るダン
スを踊るシーンは涙が止まりません。
人と人が心寄せ合うことの素晴らしさ,互いの信頼感,言葉にせず
とも伝わる想い・・・,こんな風に人を好きなりたいと思いました。
すごいことが起こるわけではない映画ですが,人生についていろ
いろ考えたい時,自分が本当に生きているか分からなくなった時に
見てほしい映画です。