"Lady Soul"と高らかに宣言されたタイトルに相応しい名作。
「コクのある」としか言いようのないボーカル1、今やスタンダードと言ってもいい5、"feel so blue~"と艶やかなボーカルで女性ソウルナンバーを正に体現しているヒット曲6、ゴキゲンなジャンプナンバー8などいい曲が行進で迫ってくる。ビートルズの"While My Guitar Gently Weeps"でもゲストで素晴らしい演奏を披露していたクラプトンが、本作7でもそれに匹敵するようなオブリガート演奏でアレサを盛り上げている。クラプトンファンも必聴の作品だ。
そして"Ain’t No Way"。一般にはあまり知られていない作品だが、この曲が本作のベストテイクだ。まさに名曲中の名曲。ボーカルの引き立て役に徹した無駄のない演奏、アレサを鼓舞するバッキングボーカル、そして切々たる女心を歌った胸に突き刺さるように切ないアレサの歌、歌詞だけではない心に直に問いかける強い力をこの曲は持っています。いつ聴いても泣けてしまう......これ以上のラブソングは知らないし、見つかりそうにありません。"I Never Loved a Man the Way I Love You"と本作はぜひ聴いてみて欲しい。