合田ではなく、半田に傾倒してゆく自分に驚いてしまった。
初読時は、誰にも感情移入できなかったと記憶しているが、
10年ちょっと経ってみて、半田に激しく共感を覚える自分にびっくりした。
合田も狂っているが、半田はもっと狂っている。
ならば、私自身も狂っているということなのか。
確かに、仕事に、いやもっと言えば自分の属している組織に絶望しているところがあることは否定しないが、
ここまで絶望は深かったのかと驚きを隠せない。
仕事の達成感も薄く、自分はあってもなくてもいい歯車に過ぎないと実感させられる下巻であった。
レディ・ジョーカー・・・NHKの土曜9時の枠で12回ぐらいの連続で映像化してくれないだろうか。映画は、見るに耐えなかったが、NHKのあの枠なら何とかしてくれると期待している。
サラリーマンというかなんらかの組織に属している中年にお薦めする。