タイトルと、豪華そうなイラストに惹かれて買ってみた、ちょっと久しぶりの少女小説でしたが、個人的には大当たり!でした。
何者かの陰謀なのか、貧乏になりつつある辺境貴族の元気な一人娘、主人公ルージュが王の命により王宮に上がり、王族の子女のお世話係をすることになります。が、そのお世話する相手がワケありの第三王子様。
17歳の美少年でありながら、いろいろな事情で王妃に疎まれているのですが、純真無垢で大変優しい王子様です。
そして王子の身には常に危険がつきまとっていそうです。
宮廷貴族としての儀礼や知識はほとんどないルージュですが、自然の中でのびのび育っていた彼女は、生活の知恵やハーブなど自然物の知識はかなりありそう。
猪突猛進、任務や自分の信じるものに一途で一生懸命なヒロインに好感がもてます。
恋の進展はいまのところ王子より仮面の騎士様のほうに寄っているかな?
とも思いますが、今後どうなるのでしょう?
お付きの騎士アレクシスに見守られ、おてんばな姉の行動にいつも冷や冷やはらはらさせられているけなげな賢弟(ルージュより美しく可愛いらしい)ジョシュアにも助けられています。特にジョシュア、いい味出してます。
まわりは敵ばかりの王宮で、今後ルージュの王子様への献身と、王子様かガーゴイルのどちらかになるのかな?と思われる恋の相手も気になります。
ルージュ自身にも出生(?)の謎や秘められた能力がありそうですし・・・今後がとても気になる作品です。