今はペイ爺になってしまったけどこの映画の頃のペイジ先生は無敵でした。
まだ、ホームビデオとかDVDとか無かった頃で映画でしかZEPを拝む術がなかった時代。70年代後半に高校生だった我々世代にとって、彼らは既に神格化された存在でした。その絶頂期のライヴ映像として、名画座やオールナイトの上映(ウッドストックやラストワルツとの2本立、3本立もありました)を「ぴあ」でチェックして繰返し足を運んだものです。ZEPの生は拝めなかった分、この映像の姿が目に焼き付き、今のロック・ミュージシャンの比ではない、あり得ないほどの崇拝の念を抱いた若者は多かったのではないでしょうか。
後々、ZEPのライヴ音源(含むブートレグ)や解散後のペイジ先生のプレイを拝見するにつれて先生も人の子だったのかも…という疑念も払拭できませんが、この映像では間違いなく神でした。
誰でも歳をとるし、容貌や身体能力も衰えます。でも、こういう絶頂期の記録を残せたことは彼らの奇跡だったのではないかと思います。
デビューからネブワースまでの映像を記録した2枚組のDVDもファンとしては貴重ですが、彼らへの憧憬も含めタイムマシンに一枚入れるとしたらコレです。