サクルによってジェレマイヤの囚われ人となったランセ。「海賊」として処刑される彼を救出なるかと思った時、彼は一瞬先の運命からロディアを庇って……。
前半あまりに救出劇がサクサク進んでる、と思ったら。そこからが真の敵の登場でした。
そう言えばこの話、最初の頃に【旧神】との戦、みたいな事が書いてありましたね…。
ついに【旧神】ミラが前面に出てきます。彼女が望むもの、【旧神】と呼ばれる者達の謎解き、彼らを裏の存在としながら研究し利用してきたアルディアの実家の思惑。
この世界を、レーン号の部下達を、何よりもランセを愛するロディアがひたすら自分らしさを失わない戦いを挑みます。
サクルはうまい事踊らされてしまってたんですね。思い込みの割にずいぶん強硬だと思ったら、なるほど。
そしてアルディアは、一皮剥けた。男言葉の彼は凛々しくて、潔い。…はしょられて略されてしまった感じですが、今回いろいろ影の立役者だったと思います。
ロディアとランセの二人に関しては、さすがラノベ、ラブ好きとして嬉しい展開と言うかそこしっかり描いて下さってありがとうってページ数有りました。
ただ男前ロディアゆえの、せっかくのラブラブシーンの言動に、ストレートなのにストレートに見えない…複雑な心境になりました(笑)。彼女、言葉遣いから男らしくて。だからこそロディアなのだけれど(笑)。
オルディアレス提督の復帰から初の女性提督、戦争の終結はサラっと。レーン号の面々の後日談も。
ミラはともかく憑いてた【旧神】達は戦後どうなったのかよくわからなかったので、その辺りやら後日談詳細やらプレ・ザ・ビあたりで読めないかな、読みたいなと思いました。