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レッドブック ワルツの雨
 
 

レッドブック ワルツの雨 [単行本]

RE
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

奇跡の作家ユニット「RE」始動! 

世界初! まったく新しい読書体験を提供する、鉛筆を使って読む物語----。 
「エンピツ小説」の登場!

<あらすじ>

鬱蒼と茂る山の緑が延々と続く、蒸し暑い季節。

罪の重みに耐えかねて逃げ出した男は
国境を目ざし山奥を走る列車の中で、ひとりの美しい女と出会う。

臨時停車した列車から、降りてみようと誘い出す女。
迷いながらも、つい誘いに乗る男。

ところが、しばらく停車しているはずの列車が動き始めて
男と女は、山奥の無人駅に取り残されてしまう。

途方にくれる、ふたり。
この駅は、なにかが、おかしい。

次々と起こる、不可解な出来事。

「もし神様がいたとしても、逃げる手助けなんてしてくれないわよね」
「もし神様がいるなら、オレたち罪人に、どんな救いを与えてくれるんだ?」
「きっと......、生きて償うことを教えてくれるんじゃないかしら」

次の列車が来るまで、ふたりきりの3時間が始まった......。

内容(「BOOK」データベースより)

絶望に取り憑かれ逃げ出した女と、逃げ場を求め、彷徨っていた男―。列車の中で出会ったふたりは、レッドブックの地で運命と向き合った。鉛筆でこすると、登場人物の心理が浮かび上がる!1回めはそのまま、2回めは鉛筆を使って。3回読まずには、いられない。解らない。

登録情報

  • 単行本: 132ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2006/12)
  • ISBN-10: 4344012666
  • ISBN-13: 978-4344012660
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 771,078位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
発売前にモノマガジンの記事でたまたま見て、ちょっと面白そうな本だなって感じで購入。

ところがこれ、シンジラレナーイー!かなり面白い。1回だけ読む分には話としてよくある

パターン。だからほとんどの人は「ふーん」て感じで終わると思う。ところが、2回目に鉛

筆で行間を擦って隠れている文章も読んでみると「おっと、そういう話?」って思い始める。

そして最後あたりで「なんと、こんなオチになっているんだ!」と、えらく関心してしまっ

た私がいた。

間髪入れずに同じ小説を2度、3度と続けて読んだことのある人は少ないと思うが、この本

はそうしなければ極々普通の短編小説で終わる。そこもミソなのだろう。ところが、シャカ

シャカ鉛筆で擦ると違う世界がいくつも見えてくるから不思議。

まさにローテクでありながら計算つくされた画期的な三次元小説。

ちなみに鉛筆でシャカシャカ擦るから、読んだあとは消しゴムでそこを消さないと古本屋には

売れませんよ。そこも計算?
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
特殊印刷で隠された登場人物の心理ですが、

鉛筆でこすらなくとも蛍光灯の反射で読めてしまいます。

読んではいけないと意識すればするほど文字が目に入ってきてしまうので、

最初に読む時は暗いところで読むことをオススメします。

逆に人に貸したいから鉛筆でこすりたくないという人は光に反射させながら読んで下さい。

最後にもう一つアドバイス。

台詞がぎこちない、噛み合っていないと感じても最後まで読んで下さい。

必ず「ああ!」と納得できますから。

3回目を読まずにいられないというコピーに偽りなしです!
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
素晴らしい。著者のプロットに見事にはまった。一見軽妙な小編のように見える本作品、実は希代最高のミステリーの一つであると思う。
詳細な記述は今後の読者の興趣を削ぐので避けるが、パースペクティヴを見事に活用したトリックにより、巧みに読者は小説世界に導かれ、帯に予言されている通り2度作品を読み直し、確実に2回衝撃を受けるであろう。私も比喩ではなく手足の先が冷たくなるようなショックを感じた。
東野圭吾や筒井康隆など凝ったつくりの作品がお好きな方なら、確実に楽しめることを保障する。

また業を背負いながら生き続ける、という著者のメッセージは多くの現代人を勇気付けるのではないかと強く感じる。

2度目に読む際、鉛筆でメッセージを浮かび上がる独特の仕組みについては、古書店の台頭で出版の著作権保護が危ぶまれる中で、読者に新刊の購入を動機付ける素晴らしいギミックであり、それが袋とじのように読者に制約を与える形でない、楽しみのフックとして機能しているところが更に素晴らしい。

このような画期的な仕組みを実装しての創作は大変な労力であろうが、著者の次の作品に期待せずにはいられない。
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