才能ある若き作家のベストセラー小説を映像化した”破滅型”青春映画。 裕福な家庭にある若者たちの表と裏の物語。 主演は「マネキン」、「セント・エルモス・ファイアー」のA・マッカーシー。 いいトコのボンボン役はハマリ役。 親友に、彼女に振り回される人のいいおぼっちゃまだ。 どっちかといえば彼は”表”側の人。 ”裏”の部分を演じるのは「チャーリー」、「アイアンマン」のR・ダウニー・Jr.。 金に、クスリに溺れていくダメ青年を好演している。 主人公はこのダメな親友に彼女を寝取られ、彼の抱えるトラブルに巻き込まれても見捨てる事が出来ない。 その彼女も彼のあまりの堕落さに主人公とヨリを戻すが 彼を見放す事ができない。 こんなに良い友人がいるのに本人は改心する気はなくて それどころか破滅へまっしぐら。 金、音楽、DRUG、PARTY・・・セレブな若者の日常を80年代を舞台に描いてゆく。 ここに登場するダメな友人を見て「どこにでも こういう奴はいるんだなぁ」と自分の友人を思い出しました。 強く印象を残すのは「セックスと嘘とビデオテープ」のJ・スペイダー演じる売人”リップ”。 冷酷なワルをCOOLに演じてます。 主役を喰ってしまってるR・ダウニーの演技は 絶望的な役柄を見事に体現していて 実に痛々しい。 複雑なトライアングルが生み出す物語は 救いがないように思えるが それぞれがこの生き方でしか進めなくて その結果、どう関わっても行き着くところは1つなんだと思わせます。 関わる人によって人生はかわっていくんだな・・・とも。 でも私は主人公には気の毒だが このダメダメな親友を愛しく思ってしまう。 彼らと同じように彼を救ってやりたいと思う。 だからこの作品を観終わった時、私は切なくて、苦しくて 少しの間 動けませんでした。