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29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
プロフェッショナル魂,
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レビュー対象商品: レスラー スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
八百長だ見世物だと卑下されるプロレスではあるが、観客を楽しませるという部分において、彼らは文句なくプロである。 今作の主人公ランディも、年老いて身体はガタガタになりながらも、 相手の攻撃を受けきるという職人の気質は失っていない。 かつてのスター選手でありながら、身体を医療用ホッチキスでとめられるという攻撃すら承諾する。 目の前で自分の息子ぐらい歳のレスラーが、今の自分では絶対にできないようなアクロバチックな技を展開する。 しかし、そんな若手レスラーも、ランディをプロ中のプロと認めるているからこそ、絶対に尊敬を忘れない。 それは、今も応援してくれる数少ないファンも同じである。 どんなに落ちぶれてようと、どんな場末の会場だろうと、 彼はお金を払って観に来た客を沸かせられる一流のレスラーだ。 ラスト、「もうそのへんにして3カウントしろ」と相手選手に言われるランディだが、 今にも心臓が止まりそうにもかかわらず、彼は観客の望む決め技を選択する。 金銭的にも結婚生活にも失敗し、身も心もボロボロのランディだが、 プロフェッショナルレスラーとして選択した最後のダイブはあまりにも美しい。。。 ミッキー・ロークうんぬんは他の方がたくさん評されているので、譲るが、 一見胡散臭いと言われる「レスラー」という職業を見事に物語にしたスタッフに敬意を表したい。 プロレスにはたとえスター選手であっても、他のスポーツのように指導者で残る道や安定した老後なんてありはしない。 そんなレスラーのたどる行く末を描いたサイン会の描写もうまい。 あのダイビングのあとは映画を観た人に委ねるのもいい。 僕は、切れて辞めちゃったけど、けっこう板についてた接客業で成功し、娘とも和解したと想像している。 悲しい、惨めと評する人が多いが、僕はさわやかな感動を与えてもらった。
25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ミッキー・ロークは、演じていない。そこに「生きて」いる。,
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レビュー対象商品: レスラー スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
不器用なまでに「自分の生き場所」を求めた男の物語。80年代に一世を風靡したが、今は落ち目のレスラー、 ランディ・ラム(ミッキー・ローク)。 スーパーでバイトをしながら、ファイト。 そろそろ引退を視野に入れざるを得ない境遇である。 音信不通だった一人娘とやり直したいが、やっと取り付けたデート で何をプレゼントしていいかわからない。 ラムが入れ込んでいる、ややピークを過ぎたストリッパー(マリサ・トメイ) にPコート選んでもらい、当日に臨むが、父娘ともどうもギコチない・・。 場面が流れて、父と砂浜を歩く娘の上着は、いつの間にか、「もらった Pコート」に変っている。 昔行ったお化け屋敷跡の廃墟に、こっそり二人で乗り込む。 鍵のかかったドアを、レスラーの父親でなく、ニッコリ笑った娘が 蹴破る。笑 見事な邂逅推移の心理描写である。 基本的にBGMはLAメタルを使用している。 「ハリケーン」とか、「モトリー・クルー」みたいなのがかかる。 愛を囁く場面は、ラットの「ラウンド&ラウンド(!)」。笑 娘役のエヴァン・レイチェルウッドもイイが、なんと言っても ストリッパー役のマリサ・トメイがイイ。 「何を考えているか」が、セリフなしで、表情だけで、 手に取るように伝わってくる。 決して軽薄な作品ではない。男の人生を丁寧に、正面から見据えて 撮っている。「ラストの余韻」が深い。 ミッキー・ロークは、演じていない。 そこに「生きて」いる。
80 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ミッキー・ロークにしか演じられない傑作,
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レビュー対象商品: レスラー スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
冒頭、なかなか正面から顔を見せようとしないミッキーが、何年かぶりに主役を演じる彼のはにかみに映る。しかし、映画を観終わって、いったいどんな人がこれを観たがるのだろうと思った。それほどまでに切なく、痛々しく、心揺さぶられる作品だった。かつて一世風靡した彼を期待した人は必ず裏切られる。名作だが、ちょっと気軽に観られる代物じゃない。 まっとうな生活や普通の幸せでは、生きていることを感じられない人間の物語。ささやかな喜びもつかの間の安らぎも、家族の愛すらも本当の望みではなかった。リングの上で燃焼し尽くすことだけが願いという主人公を、ミッキー・ロークが実人生そのままに演じている。 「グラン・トリノ」もクリント・イーストウッドでなければ成立しないように、本作もミッキーでなくては成り立たない。つらくて、残酷で、見ているこっちが目を背けたくなるが、若さも、端整な顔立ちも、格好良さもなくした彼に、共感といとおしさを感じてしまう。 ブルース・スプリングスティーンのエンディングを必ず聞いてからDVDをとめてほしい。
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5つ星のうち 4.0
ボロボロになったレスラーの物語
昔はスーパースターだったが、今ではボロボロになって、カスカスの生活をしている男が主人公。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: じゅんこ
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