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レストランの誕生―パリと現代グルメ文化
 
 

レストランの誕生―パリと現代グルメ文化 [単行本]

レベッカ・L. スパング , Rebecca L. Spang , 小林 正巳
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,570 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

Why are there restaurants? Why would anybody consider eating to be an enjoyable leisure activity or even a serious pastime? To find the answer to these questions, we must accompany Rebecca Spang back to France in the eighteenth century, when a restaurant was not a place to eat but a thing to eat: a quasi-medicinal bouillon that formed an essential element of prerevolutionary France's nouvelle cuisine. This is a book about the French Revolution in taste and of the table--a book about how Parisians invented the modern culture of food, thereby changing their own social life and that of the world.

During the 1760s and 1770s, those who were sensitive and supposedly suffering made public show of their delicacy by going to the new establishments known as "restaurateurs' rooms" and there sipping their bouillons. By the 1790s, though, the table was variously seen as a place of decadent corruption or democratic solidarity. The Revolution's tables were sites for extending frugal, politically correct hospitality, and a delicate appetite was a sign of counter-revolutionary tendencies. The restaurants that had begun as purveyors of health food became symbols of aristocratic greed. In the early nineteenth century, however, the new genre of gastronomic literature worked within the strictures of the Napoleonic police state to transform the notion of restaurants and to confer star status upon oysters and champagne. Thus, the stage was set for the arrival of British and American tourists keen on discovering the mysteries of Frenchness in the capital's restaurants. From restoratives to Restoration, Spang establishes the restaurant at the very intersection of public and private in French culture--the first public place where people went to be private.

(20001130) --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

革命直後のパリの都に出現したレストラン。たちまち人気スポットとなったのは何故なのか―。誰もが一度は行ってみたい憧れの場を、変革期の思想、都市論、自然観や健康観などが重層する空間と見て、鋭利に分析。数々のエピソードで味つけされた垂涎の美食文化論。

登録情報

  • 単行本: 458ページ
  • 出版社: 青土社 (2001/11)
  • ISBN-10: 479175929X
  • ISBN-13: 978-4791759293
  • 発売日: 2001/11
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
 本書の原題は、The Invention of the Restaurant: Paris and Modern
Gastronomic Culture
 そもそも、restaurantとはフランス語で「回復させる」を意味する動詞restaurerの
現在分詞(本書でほぼ同義で用いられるrestaurateurは英語で言う-erのかたち)。
「レストランが食べる場所を意味するようになるまでは、数世紀にわたって(いやその後も
何十年かは)、〈レストラン〉といえば食べる物、すなわち元気を回復させるだし汁のことで
あった。本書では、小さなカップ一杯のブイヨンからレストラン(今日の意味での)が
出現する過程を辿っていく」。
 美食の場としてのレストランのはじまりは、そもそも食への果てしない倦怠だった?
 では逆に、美食、飽食のシンボルへの移行はいかにして果たされたのか?
〈レストラン〉なるスープを供することをやめたレストランをレストランたらしめたものとは?
 当然に、レストランもまた、フランス革命の諸相を反映させずにはいない? etc...

 巻末に付された膨大なる注釈の示すように、うんざりするほどの資料を参照しつつも、
相当にクレヴァーな書き手と見える、決して資料に埋没することなく、非常にクリアに
議論が展開されている(そのことを冗長な繰り返しと読む者もあるかもしれない)。
 ふんだんに盛り込まれた皮肉、もったいぶっているとも見える示唆の与え方、読みながら
やけにサイモン・シャーマに似ているな、と思っていたら案の定、彼が彼女の師匠だという。
 単純に、華やかな美食の歴史を記した軽やかなテキストを欲しているのならば、
もしかしたら本書はあまりその要求を満たすものではないのかもしれない。
 フランスの近代をめぐるすぐれて骨太の一冊、史学好きならば楽しめる。
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