レコードアカデミー賞大賞を受けた交響曲部門のディスクは、すでに2011年の02月号の「本誌執筆陣によるプライヴェート・ベスト5」において、輸入盤として高評価を獲得していたディスクである。
それが、高評価ゆえに国内盤仕様としても発売され、もともと高評価であったから、大賞に選ばれる。
もともと、この手の賞はレーベルと批評家が結託した「売らんかな」精神のものだが、それにしてもね。
他社発売誌も含めて、日本での音楽やオーディオの批評雑誌は、本来あるべき独自の視点(雑誌としてのカラー)や自立した批評性を失って、ただのカタログと化してきた。
一方で、amazon.co.jpやhmv.co.jpのユーザーレビューが参考になるかと言えば、そうでもない。
(特にhmv.co.jpはひどい。あちらも「参考にならない」ボタンをつけてほしいものだ。)
結局、海外の批評を参考にするしかなくなりつつある。
以前から、ハリウッド映画やクラシックやジャズや高級オーディオの世界では、日本語で得られる情報などタカが知れていて、英語が読めないようでは話にならない、と言われてきた。
海外サイトの英語記事が読めないようなら情報弱者、ということなのである。