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レキオス (角川文庫)
 
 

レキオス (角川文庫) [文庫]

池上 永一
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

2005年最大の話題作、池上永一の「シャングリ・ラ」の原点がここに!
舞台はいまだ返還されていない沖縄。謎の将校が首里城を爆破して伝説の地霊を目覚めさせたとき、過去と現在、夢と現は激しく交錯し、壮大な異世界を出現させる。超大作「シャングリ・ラ」の原点はここにあった!

内容(「BOOK」データベースより)

舞台は西暦二〇〇〇年の沖縄。米軍から返還された天久開放地の荒野に巨大な魔法陣が出現する。一〇〇〇年の時を経て甦る伝説の地霊「レキオス」を巡り、米軍、学者、女子高生、ユタたちが入り乱れ、ついにその封印は解かれてしまう―。大いなる魔法が完成するとき、人々はそこに何を見るのか?時空を超えて弾け飛ぶ壮大な物語世界がついに文庫化。巻末には大森望×豊崎由美の池上永一とレキオスをめぐる対談を収録。

登録情報

  • 文庫: 607ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/1/25)
  • ISBN-10: 4043647026
  • ISBN-13: 978-4043647026
  • 発売日: 2006/1/25
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 197,078位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 4.0 扇のかなめ, 2003/6/24
レビュー対象商品: レキオス (単行本)
ストーリーは破天荒でありながら、扱われているテーマは結構ナイーブなものが多い。沖縄の基地問題などは新聞やニュースを見ればある程度知ることはできるが、なかなか実感することは難しい。本書にでてくるはまったく不可思議な登場人物たちであるが、その人物だちが沖縄の抱える問題を語ってくれるところくだりは中々真に迫って沖縄に住む人間の八方塞がり感をよく描いている。好作ですが好みにより評価は激しくわかれるかもしれません。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ちょっと盛り込みすぎな印象を受けました。, 2009/4/9
レビュー対象商品: レキオス (単行本)
はじめのあたりは、すごくおもしろく読めたのですが、ストーリーが進むにつれ、
だんだんついていけなくなってしまいました。
舞台である沖縄の描写、主人公であるハーフの女子高生デニス、
そして彼女の守護霊チルー……これだけでも十分個性的なのに、
次から次へと特殊な設定のキャラクターがバンバン出てきたり、
世界観も沖縄だったりインドだったりキリスト教の言葉が用いられたりと、
あまりにもいろんな要素が盛り込まれすぎているような印象を受けました。
沖縄はそういう文化の混在したところなのだ、と言われればそれまでなのですが、
できれば、デニスとチルー以外のキャラクターはひかえめな感じにしてほしかったです。
脇役のサマンサなどもキャラとしては悪くはないのですが、
物語の世界観からどうしても浮いているように見えました。SFアニメの「AKIRA」に、
萌えアニメ系の美少女が出ているような、そういう違和感があるのです。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 レキオスの不思議さ, 2003/12/18
レビュー対象商品: レキオス (単行本)
アメリジアンとして生まれた少女を機軸とする物語。それは壮大な歴史という波に浮上させられた、過去と現在とを交差させている池上氏の力作のひとつだと思われる。ーしかし、私にはこの作品を一挙に読む事が出来なかった。空間を超え、時空を超え、人種をも凌駕する、その内容の圧倒的な強さに圧されてしまったからだ。

だがこの作品には、沖縄のおばぁの姿、怪しげな呪術師(占い師?)、沖縄が背負わされてきた背景が、「レキオス」という物語そして沖縄の独特の信仰とが見事に交じり合い、同時に浮かびくる迫力に凄みを覚えた。

ニヒリスティックに、しかしブラックユーモアも普通の笑いも、私の涙と同時に自然に生じていた。人を殺す事、殺される事、恨み辛みを抱えながら、それでも生きていく人の姿に感涙させられた。

作品最後の文章にある”引っかかり”を覚えたのは、果たして私だけだろうか???
余談:知識の浅い私にはよく把握出来なかった面は否めず、星3つとさせて頂いた。

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