数年前、ダヴィンチ・コードが世界の不思議と騒がれました。彼は、まさに一流のマルチ人間だったんですね。画家、彫刻家、建築家や医学家として、彼の事業は科学的な実務者としての才能に恵まれていました。とりわけ画家としての評価は、最高です。
他に、武器技術を国に提供するセールスもしていたようです。武器を設計し報酬をもらう一方、「アンギアリの戦い」の壁画では、その残虐性を描いていると言われています。
彼は私生児でしたが、晩年「モナ・リザ」を聖母として最後まで手元に置く一方、生殖器などの解剖図を描くなど、愛情と科学を交錯させながら生きていたのでしょう。天才レオナルドの偉業は、矛盾に満ちた生き方から論理を立証しようとする瞑想の科学だったのかもしれませんね。
この本は、彼の心の葛藤の秘密を解き明かしてくれたような気がします。