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33 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
好みが分かれるのかなあ(わたしは好きだけど),
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レビュー対象商品: レオくん (フラワーコミックスアルファ) (コミック)
今までの萩尾望都作品とは異質?というか、たぶん多くの読者を一瞬「あれれ?」と戸惑わせるところのある作品。少なくとも、最近描いてきた「ここではないどこかシリーズ」や「バルバラ異界」更には連載終了まで10年もかかった「残酷な神が支配する」とは明らかに雰囲気が違う。 ありていに言ってしまえば「コメディタッチ」なのだ。軽い。 強いて言えば「とってもしあわせモトちゃん」に近いかも? モー様はもしかしたら本気でただのギャグマンガを描きたかったのだろうか?ならばそれは失敗しているのかも。 少なくともわたしは、「レオくん」のキャラにも物語にも、いわゆる「世間」にはどうがんばっても馴染むことのできない異質な存在、でもその「世間」に自分も含まれているわけだし自分だって精一杯がんばっているのにどうしてもズレて空回りしていってしまう存在、その悲劇性(っていう言葉もなんかまだ的外れな気が?)を見出してしまったから。 「ギャグって実はこんなに残酷なものなんですよー」と意地悪なメッセージを送りつけられているようにも感じる。 周りは笑っているけれど、本人にとっては大真面目で、だからこそ余計に笑えてしまう、という構造。(だぶんこういうことはわたしがよく知らない、覚えていないだけで、多くの人がいろんなかたちで論じてきていることでしょう) いつのころからか、ただのギャグマンガをただ笑うことがほとんどできなくなってしまったわたしの、ものすごくひねくれた見方なのかもしれません。 けれど、「ただのギャグマンガ」のつもりで読もうとした人にも、何か「引っ掛かり」を持たせて、ただ笑い飛ばしてしまうことを許さないものを含んでいる。 比べてしまって良いものかどうかわからないけれど、どこかしら「吾妻ひでお」の作品に通じるものを感じてしまったりもしました。 「不条理」っていう言葉も言い尽くされている感じがするけれど、そこに通じるような。 わたしは、そういうモー様も好きです。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
猫の飼い主と不登校の子を持つ親御さんへ,
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レビュー対象商品: レオくん (フラワーコミックスアルファ) (コミック)
猫を飼っている人なら無条件に楽しめる。猫ちゃんの飼い主なら一度は妄想したことがある猫がしゃべったらなという願望を実現させたマンガ。 そして、猫を飼っていない人にもぜひよんでもらいたいのが、 レオくんの小学1年生と、ヤマトちゃんの恋の二つのエピソード。 猫のレオくんが学校へ行くのだが、猫なので当然学校になじめない。 でも、学校に来なくなったレオくんをヤマトちゃんはひそかに思っているというお話。 実はうちには不登校の息子がいるのだが、この二つの話は何度読んでも泣いてしまう。不登校が解決する話ではないのだが、ただ泣ける。 学校に行かない子にもいろいろなパターンがあって誰でも泣けるわけではないかもしれないが、私は泣ける。 学校になじめない子を持つ親御さんにぜひ読んでいただきたい。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
さすがの萩尾さんテイスト,
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レビュー対象商品: レオくん (フラワーコミックスアルファ) (コミック)
もっとかるーく読み飛ばせるのかなと思っていましたが、ほろっとしたり、ほのぼのしたり、さすが〜の萩尾さん作品でした。ネコが小学校に行くという設定だけ見ると単なるファンタジーなのですが、ファンタジー設定のオブラートにつつまれた中に切なさとか優しさとかが、絶妙な感じで垣間見えます。 私の年齢がそう読ませるのかもしれませんね。もっと若い頃に読んだら(マイナス25年くらい)全然感想が違うと思います。 まあ単に「ネコかわいやー!」でも読めます。 中身とは関係ないですが、本の紙の質がちょっと良くないです。一番外側の表裏の紙だけはもうちょっと分厚い紙にして欲しいなあ。読んだあと、本全体が丸まってる。
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