遺伝子、ナノテク、コンピュータ等の先端技術が、今後も継続して成長し、その速度を増加させていくというお話。今まで積み重ねられてきた進歩の状況と、これから起こるべき各分野の連携や融合による新たな展開とを鑑みれば、それなりにうなずける内容。特に、特異点と称して、人工知能が人間の脳を超えるときが来るという予測は、なかなか衝撃的である。科学者や技術者の視点で見れば、夢が広がっていって、将来も明るいと感じるかも知れない。ただ、その根拠となると、少々心もとない気がする。著者がこれまで行ったいくつかの予測が当たっているから、というのも確かな理由とはならないだろう。また、倫理的な問題などもあり、そのまますんなり社会に受け入れられるものではないと思う。
今の先端技術について知りたいと思って手に取ったが、最先端過ぎて、その目的は達成できなかった。