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いろいろあったらしい。無垢な羊は亡き子の投影か。さらに、マイテ姫の浮気。結婚前の「I hate you」を思い出す。しかし、今回は責め方が違う。「君が信用できない。謝れよ。僕は正しかったのに」「I need to innocent. Hear me!」逃げ道なし。彼のblueな心情にはもちろん同情するが、こういう男の妻は息が詰まるわなと姫にも同情する。そして、愛の理想郷は崩壊したのだろう。
しかし、殿下は正直な上に、克己心の強い男だ。「Everyday Is A Winding Road」と悟り、未練を抱きながらも前進してゆく。偉いっ。
良き音楽仲間の力も得て、Tangerineな気持ちを取り戻しつつある。本作を聴くと、そんな殿下が目に浮かぶ。
Tangerineな曲とblueな曲。反対色が織りなす、美しい音楽のタペストリー。
特にラストの「Wherever U Go, Whatever U Do」は味わい深い。自らを励まし、スピーカーの向こう側にいる友達を励ます人生の応援歌だ。殿下がんばれよー、我々もがんばるからさー。そうエールを返したくなる曲だ。
余談だが、本作には2曲の隠しトラックがある。一つは「The Greatest Romance Ever Sold」の別アレンジ。もう一つは『Musicology』収録「Life 'O' The Party」の元になった曲。天才アレンジャー・プリンスを実感するこれらも必聴だ。
"If this jacket were real wool,it would have taken 7 lambs whose lives would have began like this.."
バックにはフェイク・ファーのジャケット。
20世紀最後のアルバム。プリンスは完全に過去に回帰して見せる。それはまさに一瞬にしての回帰で、まるでNorton Go Backのかかったハードディスクのようである。
リズムはいとも簡単にGo Backし、ポップでキャッチーなプリンスに早変わり。何事も無かったかのようである。1998年までの渾沌としたプリンスは夢か???
こんなことは些細なこと。いとも簡単。と天才は思っているのだろう。こんな真似誰も出来ないよ(●^o^●)。
プリンスとしては初めてのカヴァー曲も(9-シェリル・クロウ)。今までプリンスを聴いたことがなかった人でもすんなり入り込める作品であると思います。!!
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