まったく、アメリカ人のクリスマスってば。子供たちに夢を運ぶサンタさんにこんなことさせちゃダメ。 でも、星5つです。
刑務所内のエピソードもよくできていたし、同房で親友(ニック)のペンフレンド、アシュリー(シャーリーズ・セロン)の登場シーンもはかなげで、バスを見送る所なんか、ぐっと来ます。いけないと知りつつ、刑務所内の暴動で、しかも自分の身代わりに殺されてしまったニックになりすましてしまうベン・アフレック演じるルーディー。だって、房でいつも手紙を読み聞かせてもらううちに、写真から笑いかけているアシュリーにすっかり恋してしまっていたんだから。
やっと出所できたのに、ホットチョコレートとアーモンドペカンパイを食べたかったのに、ニックとして生きよようと身分証明書をトイレに流したところからジェットコースターを滑り落ちていくルーディー。 とにかくスリル満点。だまし、だまされ、いったい最後に誰が笑えるのやら。
氷の湖に落っこちたり、雪の上を転げ回ったり、踏んだり蹴ったりすべったり。(この作品のベンはアクション・スター?)アシュリーの豹変ぶりも見ものです。
そして、ラストは、ちょっとほのぼのしてしまいます。
ほんとに隠れた名作だと思います。キャスティングもよいし。(ゲイリー・シニーズはにくったらしくて、迫力満点。)