私はポリシーとしてTVを持たない生活をしているので、ルー大柴さんが人気復活していることは知りませんでした。パンツ一丁で怪しげな英語を叫んでいた「キワモノ芸人」という記憶しかありませんでした。ところが最近、友人達から「ルーが熱い」と言われるので、試しに読んでみたのですが。。。結論として、自分がこれほど感動するとは夢にも思っていなかったですし、彼のintelligenceの高さには驚かされました。強いて言うと、「ちょっと優しい岡本太郎」というところでしょうか。とにかく、そこらへんのベンチャー経営者が書いている「成り上がり自慢本」ではなく「自分はこのような哲学を持っている」という事が実に丁寧に項目ごとに分かりやすく書かれており、読後の「腹に落ちる=満足×納得」感も非常に高いです。とにかく非常に感動していて書きたい事が山ほどありますが、ここでは特に読んでほしい部分を書きます。
【Key Word】
☆"By myself" "Life is once""innocent""I don't care""destiny"
【important message】
☆「"我慢""辛抱"することの大事さ」(P10,P112 etc.)
☆「日本の演劇界の実情についての意見」(P12-)
☆「何でも経験しろ。ただし自由は責任を伴う」(P37,P44,P52 etc.)
☆「認められる、肯定される事の大事さ」(P158-)
☆「とにかく"自分"という存在を知ってもらう大切さ」(P87-)
☆「上手に自分の意見を言うには"伝え方"も大事」(P152,P172)
☆「人の脳は使わないと衰える。特に年をとると"MKB"になってしまう。」
(*)MKB=「面倒くさい」「興味がない」「文明の利器に左右されたくない」
【最後に】
さらっと書いてありますが、彼の「人はなぜ生きるか」の哲学が凝縮されている文章なので、少し長いですがあえてそのまま記載します。
「ヒューマンつまり人間は血の通っているものだから、ときには体で痛みを感じてみたり、恥ずかしいけど外にでていって自分を主張したり、表現したりしていかなければ、人生がもったいない気がする。もしかしたら親が嫌だって、最低だっていう人がいるかもしれないけど、せっかくお母さんって人が腹痛めて、自分を産んでくれたんであれば、別にそんなフェイマス、有名な科学者になれとか、偉人さんになれとはいわないから、例えばひとつくらい、何か人の役に立つサムシングを見つけて、たったひとつでもいいからやっていかないと、生まれた価値がないだろうと思うわけ。」
本当にすばらしい本だと思います。