ルーブル美術館に行った時の、自称美術好きの私の感想。
「広い。疲れたと思っても、出口まではるか彼方。」
そんなくたくたになるところを、前衛芸術家の赤瀬川さんは10日も通って本書をつくりあげた。
彼もさすがに中盤まったりとしたようで、そのあたりが伝わってくるところは素直だ。ぐったりとしている観光客の姿も収められている。
ところが…第7章でマンテーニャの絵に出会ってから、また調子をもどして来て、それがまた素直に伝わって来るところが赤瀬川さんらしい。
「赤瀬川が選んだ六大名画」は勿論、「掘り出しものコーナー」も楽しい。また、巻末のエジプト時代の彫刻と著者の再会?も見逃さないでください。