最後はどうなるのか期待はするが意外性はあまりない。
複数の多重人格者が登場し、かつ「小説」であるため読者は登場人物の声や姿を聴覚・視覚でとらえる事ができないため、何かうまくそこを利用され誤魔化されている感が有り反則のような気はする。
加えて1997年に書かれたとの事でアイデアや各事件の落ち?の古さは否めない。
エンディング前にもったいぶって一旦あとがきを挿入しているがこれはいらない。
そこまでするほどエンディングに衝撃や驚きはなく「ああそうなんだ」という程度。
かえって一旦あとがきを挟んだ事で読者の期待のハードルを必要以上に上げてしまい、ラストに衝撃を感じない作りにしてしまっている。
時間がある時の暇つぶしには悪くはないが。