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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ミステリー好きにはちょっと物足りない…?,
By 青緑 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ルームメイト (中公文庫) (文庫)
帯に「ミステリー好きはぜひ! ミエミエな展開だなあと思っていたら、意外な方向に話は進んで、いやあ まんまと騙されました。」と 書いてあるのに惹かれて購入しましたが、読んでいる間「騙されないぞ〜」と 力が入り過ぎていたためか、いろいろ考え過ぎて展開がある程度読めて しまいました…。 これから読まれる方は、あまり考え過ぎずにサラッと読まれることを おすすめします!
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
帯で損をしている気が,
By
レビュー対象商品: ルームメイト (中公文庫) (文庫)
帯で随分意外性を強調していますが、なに第三部にはいった辺でほとんど仕掛けが読めてしまい、すこし遡って読み直せばほぼ完全に確定します。逆に言えば、それだけフェアに伏線を仕込んであるという事ですけど。小説としてのできは悪くありません。それほどこの手のネタが流行りすぎたんですよ。結局。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
本格ミステリーの “禁じ手”(?)、多重人格が絡む殺人,
By
レビュー対象商品: ルームメイト (中公文庫) (文庫)
本書は、’97年発表、’06年文庫化の作品ながら、最近になって世のミステリー好きから注目され、’10年末の時点で20万部の売り上げを数えて、本格パズラー今邑彩の代表作となった。女子大生となり、実家の愛知県津島市から上京した萩尾春海。彼女は京都から来た西村麗子とマンションをルームシェアするという共同生活をして約4ヶ月。 実は麗子は多重人格者だった。主人格は、同名の娘を持つ青柳麻美という42才の女。そのほかにも松下貴弘という横浜のサラリーマンの内縁の妻、平田由紀。銀座のホステス、マリ。そして6才の少女、サミー。実に5重の人格を持っていた。初めは失踪したルームメイト麗子を探すため大学の上級生、工藤謙介と共に行動を起こす春海だったが、彼女が殺されるにいたって、フリーのライターで謙介の従兄武原英治も独自に調査・取材を始める。どうやら先日新宿のホテルで起こった池袋の英会話スクール経営者、ロバート・パーカー殺人事件と関連があるらしい。やがて謎の真相を掴んだらしい武原も殺される。 ストーリーは、いくつもの人格をもった麻美を軸に、春海と謙介が連続殺人の真犯人の謎を追う展開となるのだが、武原が、そして彼が工藤に託した事件の真相は思いも寄らぬものだった。 挿入される<モノローグ>が、折原一ばりの叙述ミステリーの体裁を持ち、大きな伏線となっているが、今邑彩が仕掛けた謎・罠は、ミステリー初心者の読者は、コロっと騙されるんだろうけれども、実は第三部のはじまりくらいの段階で私には分かってしまった。これだけの多重人格者が絡む物語というのは、本格ミステリーとしては“禁じ手”(?)、やりすぎで、かえって興をそぐのではないか。そんな要らない心配をしてしまう。
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