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最も参考になったカスタマーレビュー
39 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間存在の根源を問う名作,
By
レビュー対象商品: ループ (角川ホラー文庫) (文庫)
「リング」「らせん」のファンにとっては納得のいかない結末でしょう。特にホラー小説好きの方にとっては。3部作の完結編としてこの「ループ」を読まされたら「えー。今まで何だったんだよ!」という非難の気持ちが出てくるのも理解できます。 しかし「ループ」を完全に独立した一つの作品として読んだ場合、私は文句なしに面白かったと評価できます。 「ループ」否定派の方も「リング」「らせん」の続編という先入観を取り除いて再読してみてはどうでしょうか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
エッシャー絵の不思議世界,
By 凡☆ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ループ (角川ホラー文庫) (文庫)
あるラジオ番組で、作者本人が、「『リング』『らせん』『ループ』の三部作は一般にはホラーに分類されているが...」との発言があり世間の受け止め方とは違う意識をもっておられるようであった。そして、鈴木光司氏が『ゲーデル、エッシャー、バッハ』が好きというので、「おもしろそう。読んでみよう」と思った。『リング』を読んだら単なるホラーとは違う何かがあり、次々と起こる事件に引き込まれて一気に読み通した。つづいて『らせん』を読んだら、聞き覚えのある名前がでてくる。そうか「三部作」というのは、こういう意味だったのか、と思い至る。そして、『ゲーデル、エッシャー、バッハ』が好きの意味も。『ループ』では、前二作とはまた違った展開・雰囲気と趣向を楽しんだ。 『リング』『らせん』『ループ』はそれぞれ独立した小説になっているが、この順で読むのが良いと思う。とくに『ループ』は前二編の知識があるとすんなりと読める。もちろん、『ループ』から突入した読者のために前編の要約が織り込まれているので、不可欠ということではないだろう。 ゲーデルになじみはなくても、エッシャーは大概の人がご存知だろう。エッシャーの不思議絵を小説で実現したといってよいだろう。コンピュータ・サイエンスに興味のある読者であれば「リカーション」という言葉を思い出すだろう。 文庫本の解説に外国語への翻訳を希望すると書いてあったが、同感。ルイスキャロルのアリス同様、全世界の人が楽しめると思う。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
圧倒的な設定構成力,
By めかじき (東京都文京区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ループ (角川ホラー文庫) (文庫)
シリーズの「リング」「らせん」を礎に築かれた,なんとも設定が秀逸なSF作品.文章の巧くなさもあり,中盤までは冗長でやっと読み切ったという感じだったが,それ以降は「リング」でも見られた圧倒的似非科学設定を徐々に暴いていく構成力が存分に発揮されていて,とても楽しめた. 自ら創り出したはずの仮想世界の産物が現実に「黄泉返る」という有りえない事を,起こり得させるギミックの,強い説得力. ただどうしても納得行かない点が2つあって,ループ世界にリングウイルスを仕込んだのが誰なのかという根本的な疑問に全く答えてない点と,最後にループ世界に戻って世界を救う手段が,スキャンから得られるであろうワクチンによるのか,ループ世界を再び進めることで多層化した世界同士の均衡を取り戻すようなことによるのか,ダブルスタンダードになっている点. 特に2つ目の点は,内容を盛り込もうとし過ぎたのかこじつけっぽくなってしまっていて,それまでの精緻な設定の積み上げを台無しにし兼ねない. そこが残念だったための★4.
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5つ星のうち 5.0
切ないホラー
リングもらせんも読んでいませんが十分楽しめました。 主人公がPCでリアルに別の生を体感するシーンは... 続きを読む
投稿日: 2009/8/27 投稿者: ゴードン
5つ星のうち 5.0
勘違いしてる方々へ
「リングは怖かったが、らせん以降は怖くないから面白くない」「らせん以降はただのSFに墜ちた」... 続きを読む
投稿日: 2006/4/30 投稿者: リュウ
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