ルート66が好きで、これまでも「ルート66−アメリカ・マザーロードの歴史と旅」、「ルート66をゆくーアメリカの保守を訪ねて」、「北米1万マイルのクルマ旅ー赤毛のアンとルート66」についても書いたが、今回もう1冊書くことができた。結局本書が最もルート66的旅行記かもしれない。少なくとも「北米1万マイルのクルマ旅」のルート66運転日報的書物よりはずっと良い。しかし本書を見たときに最初一瞬、写真が古そうで字が小さくて失敗したかと思ったものだった。しかし読み始めると直にとても魅力的な書だとわかった。New MexicoのTucumcariから走り出しArizonaを経てCaliforniaのSanta Monicaまで、特に田舎の風景のたくさんの写真が載り、文章も意外と詳しくしっかりしている、正に多くの写真と文章でルート66をずっと走っている気分にしてくれる。しかし本当に掲載写真や活字は実に古くさい、それがいかにもルート66の雰囲気を強く醸し出してくれているのがとても嬉しい。今はとても気に入っているルート66物である。