ルート66を旅することは自分だけの道を見つけることなのだ。
実際、現在では公式には廃止されてしまったルート66には年代ごとにいろいろなルートが存在するし、古い道路の横に新しい道が作られているところもある。あるところでは高速道路になっているので、高速を行くか、側道を走るか、どちらを選択するかでも、実際に通るルートは異なる。
当然、途中で見かける景色や立ち寄る店、出会う人々も、この道を旅する人によって、出会いは様々である。それらの偶然を積み重ねてルート66を旅していると、最後はそれぞれの旅人のその人だけのオリジナルのルート66ができる。
10数年前にルート66を旅してからずっとそんなことを思って来たのだが、うまく言葉にして説明できずにいた。それを大塚さんが言葉にしてくれた。そしてこんな素晴らしい本にまでしてくれた。
この本は、著者がルート66を旅して体験してきた無数のエピソードから66のストーリーを綴ったもの。便宜上66の項目に分けられているが、込められた情熱と情報は膨大なもので、ルート66について書かれた日本語の本の決定版と言っても過言ではないだろう。
ルート66に行ったことのある人も、これから行きたいと思っている人にも、単なるガイドブッックではない、ルート66の魅力を伝え共感を与える、ルート66に感心のある人にとっての必読書です。
著者からのメッセージ「67話以降の旅を実現するのはあなただ」にあるように、それぞれのルート66のストーリーを紡ぐために、まずはこの本を読むことをオススメします。