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ルート350 [単行本]

古川 日出男
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

僕の前に路(ルート)はある!
小説の地平を切り拓く、著者初の衝撃短編集
小説の未来を、世界の未来をここに読め!
江國香織氏、豊由美氏絶賛!
「ほんとうに疾走している。何がかといえば、日本語が。そのおもしろさが、古川日出男の小説にはつねにある。物語というものの本質も。」江國香織氏(小説家)
「いっぱいの現実といっぱいの絵空事。何十、何百もの小説へと続く可能性を秘めた虚実のあわいを走るルート350。ただの短編集だと思ってたら大ケガするぜ。」豊由美氏(書評家)
「これは、僕としては初めてのストレートな短編集だ。」古川日出男

内容(「BOOK」データベースより)

知的早熟児たちが集った夏期講習キャンプに現れた「狙撃手」。僕たちは次なるスナイプの現場を押さえるべく監視を始めた―「メロウ」など、現実とレプリカのあわいに立ち上がる圧倒的なストーリー世界が心を捉えて離さない。あらゆるジャンルを超えて疾走する作家が綴った唯一の「ストレートな」短篇集。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 単行本: 246ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/4/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062133911
  • ISBN-13: 978-4062133913
  • 発売日: 2006/4/18
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 559,938位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
夢と真実の歪みが描かれた白昼夢のような不思議なシュールな世界。
いつもと違う視点で日常を捉えてみたい方におススメなのかもしれない。
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形式:文庫
本当にかっこいい小説です。

収められている作品は全部で8編。いずれの作品においてもテーマは共通していて、それは「何気ない日常を、ドラマチックな冒険譚に!」ということ。内容はロマンチックなものからハードボイルドなものまで種々様々なのですが、いずれもありふれた現実がちょっとだけ加工され、血湧き肉踊るような、疾走感あふれる物語が展開していきます。

中でも巻頭に掲載されている作品、「お前のことは忘れていないよバッハ」がよかったです。

親に捨てられた少女たちと、ケージから逃げ出して家の中を自由に動き回るハムスター(バッハ)との交流を描いたユーモラスな作品なのですが、ハムスターの走り回る小さな世界が、やがて地球規模の物語にまでスケールアップしていく様は圧巻。最高にしびれます。そして最後、そのハムスターに思いを重ねてきた少女たちの心境が吐露されると、途端にぐっと胸がつまります。

停滞する毎日に少し気が塞いだら、「ルート350」でちょっとだけ違う世界をかっ飛ばしてみたらいかがでしょう。
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By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
彼の最初の短編集。今までも長編ではなくて、連作をまとめたのはあったけど、純粋な短編をまとめたのはこれが最初。

「メロウ」っていう作品は、長編化しても面白いと思う。小学6年生たちが、なぜだかスナイパーと対決する話。

でも一番好きなのは、「飲み物はいるかい」って話。神楽坂から飯田橋までかかっている橋を少女とたどるってだけの話だけど、あの界隈は学生時代になじみがあるので、情景が目に浮かんだ。

ちなみに、この本は古川日出男のサイン入り。あんまりサイン本って興味はないんだけど、彼のサインって不思議な味わいがある。
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