内容紹介
欧州で活躍している16人の世界的フットボーラーの源流をひも解く、スポーツノンフィクション・アンソロジー。クリスティアーノ・ロナウドが生まれたポルトガル・マデイラ島から、フランチェスコ・トッティのお膝元イタリア・ローマ、朴智星の故郷、韓国・水原に至るまで、すべて現地にて徹底取材! 家族、恩師、関係者らが語る、知られざるエピソードが満載!
著者からのコメント
超人的フットボーラーたちはいかにして生まれたのか──。
彼らの故郷を訪ね歩き、家族や友人、恩師など関わった人たちに遭遇する中で見
えてくる真実。例えばブッフォンは両親がアスリートでまさにサラブレッドだっ
たが、「空を飛びたい」と憧れるお茶目さがあった。また、トッティにはのんび
り屋の兄がいて、デル・ピエロにも優しく笑う兄がいた。そこには慈愛に満ちた
幸せな光景が浮かんでいた。
ただ一方で、過去は時に、残酷なまでに赤裸々だった。
クリスティアーノ・ロナウドは家族を一つにするために奮闘したが離散はまぬ
がれず、フィーゴは地元から「裏切り者」と絶縁状を叩きつけられ、デコは悪徳
代理人に騙され連れてこられた異国でもがくことになった。
光と影、いつだってそれは隣り合わせだ。だからこそ、そのドラマは人を引き
つける。そしてスターであれ、凡人であれ、何人もいつかその影に還っていく。
その思いを本書に込めて。