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ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書 290)
 
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ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書 290) [新書]

服部 正也
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登録情報

  • 新書: 298ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (1972/06)
  • ISBN-10: 4121002903
  • ISBN-13: 978-4121002907
  • 発売日: 1972/06
  • 商品の寸法: 17.8 x 11.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 358,335位 (本のベストセラーを見る)
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38 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kuda
形式:新書
ルワンダというと1994年の大虐殺を思い起こすが、それより30年弱も前のルワンダがこの本の舞台。日銀マンであった著者が、IMF(国際通貨基金)の誘いを受けて、独立後まもないルワンダの中央銀行総裁に就任する。為替切り下げは経済全般の建て直し無くしては成功しない、という信念の下、様々な経済課題を一つ一つこなしていく様が綴られている。

著者が、ルワンダに住む外国人(主に宗主国のベルギー人)の「ルワンダ人は無能だ」という意見を鵜呑みにせず、実際にルワンダ人との交流を頻繁に持つことによって、むしろルワンダ人の方が経営能力に優れていることを見抜いていく過程や、ルワンダ農民や商人の対応を見越して政策を決めていく様は、読んでいて心地よい。商業銀行などとの交渉の様子も読み応えがある。所々、事実が羅列してあるだけで読むのが退屈な箇所や、多少の専門知識(マクロ経済、財政、金融など)がないとわからない箇所があるが、そういう箇所を読み飛ばしても十分に楽しめる。途上国援助に携わる人はもちろん、相手の反応を見越した上で意思決定をしなければいけない立場にある人にとっても、参考になることが多いと思う。

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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
かつて日本人で、これほどの高みでアフリカ開発の実務に携わった人物はいない。そういう人物が、日本の対アフリカ援助の草創期にいたのである。戦争体験を潜り抜けた地力はアフリカでの苦難をものともしない。帰国子女の走りでもある服部正也は、その類稀な語学力を駆使して、貧困きわまる独立直後のルワンダに経済発展の絵を描き、そのための装置をつくった。ボロボロだった中央銀行の帳簿から植民地経済の本質と援助の本質を見抜いてしまう眼力には圧倒される。私は昨年この本の書評を『フォーサイト』に書かせてもらい、いまでも服部ファンが全国にたくさんおられることを知った。復刻を心から喜んでいます。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者は日銀マンから当時話題にもならなかったアフリカのルワンダの中央銀行総裁に就任。悪戦苦闘の末、ルワンダの経済を立て直す過程も生々しい日記。当時の日本の最良のテクノクラートとは著者のような人間だったのだろう。ルワンダの人々を見下すことなく職務をまっとうする姿勢は、美しささえ感じる。ここ十年あまり、スキャンダルまみれの日銀、財務省の官僚たちに、この先輩の姿、心持ちを学ばせたい。それにしても内戦で荒廃したルワンダに著者の心は痛んでいるにちがいない。官僚諸君必読。(松本敏之)
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財政学のフィールドワーク
人は石垣とは武田信玄の言葉という。本当かどうかは別にして古今東西の真理であることは間違いない。本書は一人のしかしきわめて有能な財政家の記録である。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: おやじねこ
問題は人にある
他の方のレビューにもあるとおり、ルワンダという途上国に日本人が中央銀行総裁として赴任し経済を再建する過程を日記のように記述したものである。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: ぺけ
総裁が下す人物評価が面白い!
人から贈られた本。金融と経済に興味を持たせてくれた。

日本銀行員というと、私の中ではエリート中のエリートだ。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: ss
途上国における日本の役割とは
硬いタイトルだが中身は国家経営とも言うべき広範に渡るもの。人の上に立ち、指導する立場にある全ての人にお勧めできる良書。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 偏執狂的読書暦
45年前、遠いアフリカの国で一人の日本人が見せた熱意
ルワンダという国には、十数年前に民族間の対立から大虐殺が起きた国、というイメージしかありませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/25 投稿者: pizzicaton
交渉とはこういうものかと感心
一番感動したのは、旧植民地国家という歴史のため、尊厳が保たれていなかったルワンダ人達に真摯に向き合い、... 続きを読む
投稿日: 2010/3/13 投稿者: みるみる
話題の書、ついに復刊
一部熱烈な読者の間では名書と言われていた秘著。長く絶版であったが、新たに巻末に若干の増補を挿入して、先頃復刊された(Amazonでは別本扱いとなっているので注意)... 続きを読む
投稿日: 2009/12/12 投稿者: 黒木 学
2009年12月上旬 中央公論新社より復刊
中古で高い金だして買う必要はありません。復刊を待ちましょう。
投稿日: 2009/11/10 投稿者: アゲアシ鳥
地味だが偉大なる先人の足跡
 ベルギーから独立したてのルアンダへ単身で乗り込んだ著者。
目的は中央銀行の総裁となって、彼の国の経済を立て直すこと。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/25 投稿者: 藤崎健一
Cool head, but warm heart(冷静な頭脳と暖かき心)
... 続きを読む
投稿日: 2006/5/30 投稿者: renqing
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