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ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)
 
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ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書) [新書]

服部 正也
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一九六五年、経済的に繁栄する日本からアフリカ中央の一小国ルワンダの中央銀行総裁として着任した著者を待つものは、財政と国際収支の恒常的赤字であった―。本書は物理的条件の不利に屈せず、様々の驚きや発見の連続のなかで、あくまで民情に即した経済改革を遂行した日本人総裁の記録である。今回、九四年のルワンダ動乱をめぐる一文を増補し、著者の業績をその後のアフリカ経済の推移のなかに位置づける。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

服部 正也
1918(大正7)年、三重県生まれ。東京帝国大学法学部卒業後海軍予備学生となる。終戦を海軍大尉としてラバウルで迎え、引き続きラバウル戦犯裁判弁護人となる。47年に復員し、日本銀行入行。65年、ルワンダ中央銀行総裁としてIMF技術援助計画に出向し、71年帰国。翌年世界銀行に転出、80年に副総裁となり、83年退任。ケーヨーリゾート開発社長、同会長を歴任するほか、アフリカ開発銀行、国際農業開発基金などの委員を務めた。99年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 339ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 増補版 (2009/11)
  • ISBN-10: 4121902904
  • ISBN-13: 978-4121902900
  • 発売日: 2009/11
  • 商品の寸法: 17.6 x 11.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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By kuda
形式:新書
ルワンダというと1994年の大虐殺を思い起こすが、それより30年弱も前のルワンダがこの本の舞台。日銀マンであった著者が、IMF(国際通貨基金)の誘いを受けて、独立後まもないルワンダの中央銀行総裁に就任する。為替切り下げは経済全般の建て直し無くしては成功しない、という信念の下、様々な経済課題を一つ一つこなしていく様が綴られている。

著者が、ルワンダに住む外国人(主に宗主国のベルギー人)の「ルワンダ人は無能だ」という意見を鵜呑みにせず、実際にルワンダ人との交流を頻繁に持つことによって、むしろルワンダ人の方が経営能力に優れていることを見抜いていく過程や、ルワンダ農民や商人の対応を見越して政策を決めていく様は、読んでいて心地よい。商業銀行などとの交渉の様子も読み応えがある。所々、事実が羅列してあるだけで読むのが退屈な箇所や、多少の専門知識(マクロ経済、財政、金融など)がないとわからない箇所があるが、そういう箇所を読み飛ばしても十分に楽しめる。途上国援助に携わる人はもちろん、相手の反応を見越した上で意思決定をしなければいけない立場にある人にとっても、参考になることが多いと思う。

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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
かつて日本人で、これほどの高みでアフリカ開発の実務に携わった人物はいない。そういう人物が、日本の対アフリカ援助の草創期にいたのである。戦争体験を潜り抜けた地力はアフリカでの苦難をものともしない。帰国子女の走りでもある服部正也は、その類稀な語学力を駆使して、貧困きわまる独立直後のルワンダに経済発展の絵を描き、そのための装置をつくった。ボロボロだった中央銀行の帳簿から植民地経済の本質と援助の本質を見抜いてしまう眼力には圧倒される。私は昨年この本の書評を『フォーサイト』に書かせてもらい、いまでも服部ファンが全国にたくさんおられることを知った。復刻を心から喜んでいます。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者は日銀マンから当時話題にもならなかったアフリカのルワンダの中央銀行総裁に就任。悪戦苦闘の末、ルワンダの経済を立て直す過程も生々しい日記。当時の日本の最良のテクノクラートとは著者のような人間だったのだろう。ルワンダの人々を見下すことなく職務をまっとうする姿勢は、美しささえ感じる。ここ十年あまり、スキャンダルまみれの日銀、財務省の官僚たちに、この先輩の姿、心持ちを学ばせたい。それにしても内戦で荒廃したルワンダに著者の心は痛んでいるにちがいない。官僚諸君必読。(松本敏之)
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中古で高い金だして買う必要はありません。復刊を待ちましょう。
投稿日: 2009/11/10 投稿者: アゲアシ鳥
地味だが偉大なる先人の足跡
 ベルギーから独立したてのルアンダへ単身で乗り込んだ著者。
目的は中央銀行の総裁となって、彼の国の経済を立て直すこと。... 続きを読む
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