◎ 本文より
【その言葉が、いまでも頭から離れない】
岐阜の縫製工場で働いていた6名の中国人女性実習生は、
あの晩、私に向かって「人間じゃないみたいでしょう」と訴えた。
朝7時から夜10時まで、ずっとミシンを踏み続けた。
休日は月に1日のみ。夜間外出も外泊も禁止されていた。
毎月の基本給は5万円。生活費として現金支給されるのは1万5000円。
残業手当は時給300円だった。
◎ 目 次
はじめに
第 一 部 中国人が支える、日本の底辺重労働
第 二 部 日系ブラジル人、移民たちの闘い
おわりに
◎ 安田浩一(やすだこういち)
ジャーナリスト。1964年静岡県生まれ。
週刊誌、月刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。
事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。
著書に『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)、
『JALの翼が危ない』『JRのレールが危ない』(以上、金曜日)、
『告発!逮捕劇の深層--生コン中小企業運動の新たな挑戦』(アットワークス)、
共著に『雇用崩壊』(アスキー新書)、『肩書だけの管理職--マクドナルド化する労働』(旬報社)などがある。
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