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ルポ・精神病棟 (朝日文庫 お 2-1)
 
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ルポ・精神病棟 (朝日文庫 お 2-1) [文庫]

大熊 一夫
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 241ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (1981/08)
  • ISBN-10: 4022602449
  • ISBN-13: 978-4022602442
  • 発売日: 1981/08
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 127,533位 (本のベストセラーを見る)
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43 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 このルポルタージュは、患者として「精神病院」に入り、そこで体験したこと、見聞きしたことを克明に書きつづったもので、その当時としては画期的なものでした。確かに30年以上前という昔の記事ですが、不幸なことに、ここに書かれていることは今でもほとんど現実は変わっていません。未だに日本では病者に対する隔離・収容政策が行われ、30万人以上もの人たちが「精神病院」に閉じこめられています。

 信じられない方もおられるでしょうが、ここに書かれていることは、今でも現実のことです。また、電気ショック療法も復活してきています。変わったことと言えば、「適正手続き」と一見病院がきれいになったことぐらいで、入院患者に対する「医療」・「処遇」は今もほとんど同じです。ですから、この本は歴史的な記録などではなく、今の現実の「精神病院」の中の実態を知るために必要な本です。出版社にはこれからもこの本を絶版にしないようにお願いしたいです。
 この本の中では、筆者が当時この記事を書いたときに非難されたことを、四つの例に分類して、それぞれに反論をしています。このような非難は今でもあります。その点についても参考になる本です。

 この本は多くの人に読まれて欲しいと願っています。

このレビューは参考になりましたか?
23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
 著者と同じく朝日を代表するルポの書き手であった本多勝一のルポは、今読むと、今は昔の感があるのだが(故に再訪したルポもある)、本書は、先に書いておられる方のように私も“現在のルポ”と書かざるを得ない。
 電パチやロボトミー手術のような、後からも分かりやすい拷問はなくなったものの、2004年であっても尚、全国1661病院の326125人の入院患者のうち、隔離患者数が7673人、身体拘束患者数が5242人であったこと、初めての実態調査となった前年度と比較して、身体拘束は133人増えていたことが判明した。
 未だに患者に対する薬漬け・暴力や性的虐待・診療報酬などの不正請求(これは健康保険指定医療機関であれば全て蓋然性があるとも言えるが)は、行われている。

 違法拘束が発覚した場合、厚労省や知事が改善命令をだし、それでも改善されない場合は、病院名を公表するようになっているようだが、これが現在の話か?と、精神医療のお粗末さを嘆かざるをえない。

 “人権”が抑圧される方向に加速しつつある今、弱い立場の人たちの被害に対して、再度朝日などのメディアに報道してもらいたいものだ。   当の朝日にそんな気はないだろうが。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
精神科病院 2007/12/24
By フィラデルフィアン VINE™ メンバー
朝日新聞の記者が、患者になりすまし、精神科病院に入院し、その内情を書いたルポです。こういう取材姿勢がいいかどうかは置いておき、昭和40年代の日本の精神医療のある側面を書いていることは間違いありません。やや、物の見方に、最初から先入観を持って書いているところが気になるのですが、精神医療を考える上でとても参考になる本だと思います。精神医療に関わる人は、読んだ方が良いと思います。内容はやや古いとは思いますが、精神医療の歴史を知ることもできますし、現在でも通じるテーマが残されていると思います。
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最近のカスタマーレビュー
現場からの意見
ルポというタイトルをつけていいのかと。ほんとうの精神疾患のおもてにでない部分はやはりかけないのだとかんじた。
投稿日: 20か月前 投稿者: 繭子
昔の話
今に通づる話もないではないが、昔々の話ですよ。
今の精神病院がこんな劣悪な環境だと思ったら大間違い。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: もろごっつ
たった30年近く前のこと
1973年に世に出た物とは思えない普遍的なテーマを暴いた秀作だと感じる。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/7 投稿者: レン・コン
今もあまり変わらないのでしょうね。。。
内容的には、凄い調べて時間と労力をかけたんだなと
実感しました。
自分が入院までして。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/5 投稿者: さくら626
評価の高い精神病院でも、病気の型によっては、靴音などによって、ぬ群れなくされる
大熊氏の推薦している精神病院に、2回入院したことがあります。看護や事務・医師らは、とても親切だけれど、患者の病気の型によっては、夜間、大きな靴音を立てて、看護師が... 続きを読む
投稿日: 2007/6/12 投稿者: 名無しは@駿台
いまでも通用する普遍的ルポではないか
内容的にはかなり古く、現在の状況と多少違っているところもあるかもしれません。このルポが発表されて以降、「拘束」がかなり問題にされ、拘束は「原則しない」という方向に... 続きを読む
投稿日: 2002/11/1 投稿者: つばめ
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