パイロットフィルムの製作から、これからのルパン三世の進路までを俯瞰するDISC-2の「ルパン三世クロニクル」が圧巻。
おおすみ正秋、大塚康夫といった初期ルパンに欠かせないクリエイターを始め、2012年4月スタートの新TVシリーズ
『峰不二子という女』のプロデューサーまで総勢12人へのインタビュー映像と本編からの抜粋シーンで構成され、
アニメーションとしての『ルパン三世』を徹底的に掘り下げる好企画だ。
旧ルパンに参加していた高畑勲と宮崎駿の出演が無かったのは(半ば予想はされていたが)残念でした。
この関係者のインタビューで構成したドキュメントとは別に、旧テレビシリーズから主要なTVスペシャルまでの
オープニング、エンディングを年代順に収めたコーナーがあるのだが、何故か赤ジャケルパンの新シリーズのみ、
4種類のEDが未収録(旧シリーズとPARTIIIはEDを収録している)と妙に中途半端なのが惜しい。
OP、EDの変遷を時系列順に見て行ける良いコーナーだと思うのだが、最も視聴率的に成功した2ndシリーズだけ
EDテーマが全く入っていないのは画竜点睛を欠く思い。実に惜しい!
しかしながらDISC-1の5人のレギュラー声優の録音現場で取ったインタビューは実に素晴らしく、一見の価値がある。
お馴染みの顔ぶれによる最後のセッションという趣旨なのだが、納谷悟朗は「死ぬまで銭形を演じたいと思っている。
納谷がアテている銭形を見たら応援して下さい」と語っていて涙々。
現レギュラー陣みんなが、山田康雄の事が好きだったんだなぁと感じられる、胸に染みるインタビューです。