(ネタバレ注意)まず始めにこの文章、異なった意見を批判するようなことも書くかもしれませんが、あくまで自分の意見を言っているだけなのであらかじめご了承下さい。
非常に賛否両論が激しい作品ですが、私は駄作だとは全く思いません。 しかし、近年のTVスペシャルの作品を“ルパン三世”と認識している方にはオススメできません。
この作品はルパン三世に関しては知り尽くしていると自負している方々が改めて“ルパンとは何か”を考える作品なのだと感じています。
この作品を鑑賞になるにあたってまず注意しなければならないのは『緑ジャケット(ヤスオ)が偽物』『赤ジャケット(栗かんルパン)が本物』と認識してはいけないことです!確かにヤスオの声はルパンとは全く違っていますし、一見したところ、ルパンに変装した偽物と見えなくもありません。しかし、そう判断してしまった時点でこの作品を楽しむことはできません。自分自身で作品の醍醐味を捨ててしまったことになります。
この作品は我々ファンに『ルパンとは何か』と問いかけているのだと言いましたがつまりそれはこの作品に登場するルパン三世は本物でも偽物でもなく“ルパン三世”であると言うことです。 ですからルパンに関して言えば非常に色々な見方ができると思います。『紅屋の老人が初代ルパン三世、栗かんルパンが二代目、そしてヤスオが三代目候補』と観ることもできますし、『紅屋の老人が初代ルパン三世で栗かんルパンとヤスオルパンが二代目の座をかけて対決』と観ることもできます。また『紅屋の老人と栗かんルパンは同一人物で何らかの因果かまた運命なのかヤスオという青年を試している』とも観れます。
私は三番目の見方をしていますが見方は人それぞれで楽しめると思いますし、触れることができなかった次元、五ェ門、不二子、銭形も色々な見方がこの作品ではできます!