内容(「キネマ旬報社」データベースより)
モンキー・パンチの原作コミックを実写映画化した犯罪コメディ。目黒祐樹扮するルパン三世、田中邦衛扮する次元大介ら盗賊一味の活躍をドタバタを織り交ぜて描く。ギャグ漫画の大家・赤塚不二夫も企画に参加しており、実験的なギャグやパロディを満載。
内容(「Oricon」データベースより)
フランス生まれの怪盗ルパンの血をひく泥棒貴族ルパン三世が、峰不二子、次元大介と共に秘宝を狙う。日本を舞台にしたアクション映画。出演は、目黒祐樹、伊東四郎、田中邦衛ほか。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
考えてみれば、コミックの映画化においてのみ使用される「実写」という表現もヘンで、本来は小説にも適応すべきである。なんて、もっともらしい書き出しをはじめてしまうほど、このたびの『天才バカボン』(監督はテリー伊藤)の実写化のニュースには衝撃を受けた。いよいよ、というか、ついに、というか、とうとう、というか…。そこでバカボンのパパを演じる予定の田中邦衛が次元大介を演じる、74年の東宝映画『ルパン三世 念力珍作戦』がDVD化されたのも偶然ではない。いよいよ、というか…(以下略)。企画は赤塚不二夫と中山千夏。劇場公開は『ノストラダムスの大予言』の併映だった。\ルパン三世に目黒祐樹(テレビ時代劇『参上! 天空剣士』も凄かったなあ)、峰不二子に江崎英子(『ヤング101』出身。ちょうどこの頃、テレビ時代劇『大江戸捜査網』にも出ていました)、銭形警部に伊東四朗、…五右衛門はナシよ…というキャスティング。監督の坪島孝は、同じ東宝で、『クレイジー作戦 くたばれ!無責任』(63年)以降のクレイジー・キャッツ映画を数本手掛けた人。さらにカルト番組『クレクレタコラ』も彼の仕事。特典映像でのインタビューで自身のコメディ映画観を語っているが、その資質がモロに出たノンビリ・ムード。(特に初期シリーズの)アニメ作品のスピード感を逆証明するかのようだが、ある意味、オリジナルのモンキー・パンチの漫画のテンポに近いとも言える。前川清、安西マリアらのカメオ出演も楽しい。特に、ガール・グループ、ポピーズが筒美京平のR&B歌謡名曲「恋のチャンス」(オリジナルはBBS)を歌うシーンに興奮。『メッタメタガキ道講座』、そして本作とくれば、鈴木則文の『ドカベン』の足音(DVD化)も聞こえてくる、ってなもんだ。 (安田謙一) --- 2004年07月号