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ジャズピアニストとしてスタートし、当時のジャズシーンの最先端にいたはずの大野さんが、ジャズをすっぱりやめてCM作曲家となり、そこから「人間の証明」「犬神家の一族」などの映画音楽、テレビ音楽などへの作曲活動に専心した流れが、独特のユーモアたっぷりに描かれています。
昭和から平成の日本のサウンドの中心を、あくまで作曲家として裏方に徹して駆け抜けていったことで、表からは見えない音楽づくりがよくわかり、職人ならではの音作りのポイントも面白い。三波春夫さんや手塚治虫さんなど仕事で関わった有名人の姿も、メディアを通しては見えない、大野さんならではの見方が素晴らしく、新鮮。
そしてふたたび50歳を前にしてジャズピアニストに戻った大野さんのジャズへのこだわり、人生哲学を知ることにより、音楽の力を思い知った人の生き方が心に残る一冊です。
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おまけ(?)のDVDは10曲すべて大野氏のソロ。これだけでも買う価値はあると思う。
なんといっても、慶応時代のはなしは興味深い。
ほかにもCM音楽のつくりかたなど、いろいろ参考になりますね。
読みやすい文体で、あっというまに(3時間程度)で読了。
そのあたり、ちょっとものたりないかなぁ。
もうすこし詳しい話もほしかったけれど、でも★★★★★
ほかの作曲家やプレイヤーの類書をつよく望む。
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