このところの駄作続きのルパンに比べれば、ほんの少しだけマシにはなったのかな。
まあ駄作というよりかは、近年のは「これはルパンなのか?」という作品ばかりだったので(ドラえもんみたいだったり、セーラームーンみたいな敵が登場したり)、
ルパンの世界観が少しは戻ってきたと言った方がいいかも。
冒頭のルパンと銭形の攻防はいつもながらよくできてるんですけどね。
特に、今回は久しぶりにルパンのテーマ音楽が1989ver.が使われていた。これが一番かっこいい。
ただ本編はというと...。やはりたいして印象に残るシーンがほとんどない。
銭形の死、ヒロインの物語、お宝の魅力など見どころはあるが、話が端折り過ぎてみんな中途半端。
銭形の死はあっさり片付けられてるし、ヒロインも妹は良かったけど、こちらも結構重要であろう姉の活躍が途中からなくなっているし、
だったら欲張って2人も出さなくても、という気がする。
それに全体的にバトルシーンで押し通し過ぎてる感じがする。
しかも、そのバトルシーンもなんか低年齢向けのアニメを見ているようで、迫力はあっても、かっこよく見えない。
これはやっぱり他の方も言っているが、デジタル画の雰囲気がどうもそのように見えて、個人的にも受け付けない。
近年のルパン作品が子どもっぽく見える一つの要因ではないかと思う。13作目あたりのセル画が一番ダークな雰囲気でよかったんだが....
あと、リメイクでも何の関連もないのなら、風魔一族と昔の作品を安易に使うのもどうなのか?他に名前はなかったのか。
そんなわけで、まだまだ突っ込みどころが多く、昔の良作を出し続けたころと比べても、まだまだといった印象でした。