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最も参考になったカスタマーレビュー
45 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
時効まで1日、失われた青春を追う,
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レビュー対象商品: ルパンの消息 (カッパノベルス) (新書)
~1990年12月の東京、15年前の女教師「自殺」事件は、実は「殺人」だった――。謎のタレ込みによって公訴時効まで24時間を切った事件が息を吹き返す。一刻を争う刑事たちのマン・ハンティング、取調室の心理戦、覆される15年前の鑑識結果。そして事件の核心を巡って、失われた少年たちの青春が蘇ってくる。小説は1990年パートと1975年パート(参考人の元少年の自白~~)に分かれて、交互に進みます。1990年パートでは、今夜の夜半に訪れる時効まで、緊迫する時間との戦いが描かれます。1975年パートでは対照的に、不良高校生3人組が期末テストを盗み出そうとする「ルパン作戦」など、懐かしさとせつなさが入り交じる青春劇が展開されます。この緊張と緩和の繰り返しが、とても気持ち良い。1975年の、まだ戦後の面影の残った巣鴨~~の町並みや喫茶店、都立(とおぼしき)高校の情景は最高です。 過ぎ去った青春を無理矢理思い出すのは、せつないです。本書は、いま人気絶頂の著者が15年前サントリーミステリー大賞に入賞したものの、ずーっと未刊行だった幻の作品を改稿したものだそうです。このせつなさは、この作品独特の来歴のせいかもしれない。土曜の午後、どきどきしながら一気に読~~みました。結末ではほろりとさせられました。いい時間を過ごさせていただきました。~
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
作者の非凡な才能!!,
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ルパンの消息 (カッパノベルス) (新書)
たれ込み元が分からない情報・・・。時効まで24時間という限られた時間の中で、はたして真実は見えてくるのか?緊迫した状況は、読み手にも緊張感を与える。次第に明らかになっていく15年前の事件の夜のできごと。死んだ女性教師の裏の顔。はたして犯人は誰なのか?ラストには驚かされた。だが、詰めが甘く、多少の疑問も残る。前半がとてもよかったと感じるだけに、後半の展開には不満が残った。けれど、作者の処女作ということで、楽しみながら読んだ。非凡な才能をあらためて感じた作品だった。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ある意味一番好きかも,
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レビュー対象商品: ルパンの消息 (カッパノベルス) (新書)
横山秀夫の作品をずっと読んできた。警察小説の独自の切り口がとても新鮮な作家で、フアンになって今まで来た。 本作品は、その横山のまぼろしの処女作だと言うが、そういう事を知らずに、要するに横山の新作と思って 読んでいった。 するとどうだ。これまでの横山の、独特の警察組織への切り口とはまた全然違う。 非常に優れた推理小説で有り、サスペンスである、さらに青春ドラマでもあり大変に楽しめた。 時効間近の高校教諭自殺偽装殺人事件に、昭和の大事件「三億円強奪事件」を絡め、そこに高校の同級生3名 の15年後の人生を投影する。 大変重層的で、しかも読みやすく、一度手に取ると一気に読み終えるまで手放すことができない。 これが処女作であると言う事は、とりもなおさず横山のその後の発展が占える事であるし、同時に本作品は 発表当時のものに今の横山が十分に手を入れたものであるとの事で、その完成度が一段と上がっている。 読者にとっては、なんとも贅沢な喜びと言えるだろう。 謎解きも大変おもしろく、昭和の世相もなつかしい。様々に楽しめる好著と言えるでしょう。
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5つ星のうち 5.0
ミステリーの要素がつまっている
スピーディな展開で物語が進んでいくので 一気読み間違いなしです。 青春や恋愛盛り込んだうえで、... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: ケイ
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