内容(「BOOK」データベースより)
マルシリオ・フィチーノ(1433‐99)はイタリア・ルネサンスを代表する哲学者。「プラトン・アカデミーの長」であり、プラトン、プロティノス、ディオニュシオス・アレオパギテス、「ヘルメス文書」などの翻訳者にして『プラトン神学』の著者である彼を軸に据えると、ルネサンスの隠された精神の動因とその広がりが見えてくる。プラトン主義、ヘルメス主義、古代神学等々の大復興は、いかなる思想的・芸術的風土を創り出したのだろうか。本書は、平板なルネサンス理解を大きく超える気運をもたらした先駆作であり、著者の麗筆は、数々の神話的形象の下にダイナミックな美的宇宙を開示して余すところがない。待望の改訳決定版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シャステル,アンドレ
1912‐90年。フランスの美術史・文化史家。フランス学士院会員。高等師範学校に学び、パリ大学、コレージュ・ド・フランスなどで講じた。広範な思想史的関心、独創的な視点、華麗な文体での、スケールの大きな多くの研究は世界的に声価が高い
桂 芳樹
1932年、東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了。名古屋大学、筑波大学を経て、現・神田外国語大学客員教授。専攻はルネサンスおよびヨーロッパ文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)