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ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫)
 
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ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫) [文庫]

塩野 七生
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 580 通常配送無料 詳細
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ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫) + チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった―フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアと、ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、時代を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

塩野 七生
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。’83年、菊池寛賞。’92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。’93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。’99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労章を授与される。’07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 338ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/03)
  • ISBN-10: 4101181314
  • ISBN-13: 978-4101181318
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
ルネサンスとは何であったのかについて、対話編で語っているように見せかけて実は塩野七生が一人で話している本。イタリア・ルネサンスをフィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアで、それぞれのルネサンスについて語っている。

本書は非常にざっくり切りすぎているのが美点でもあり欠点でもあると思う。まず、そもそもなぜイタリアでルネサンスが真っ先に発祥したのか、なかでもフィレンツェが先駆けたのはなぜなのか、について非常に熱く語っているわけだが、「ネーデルラントについてはどうお考えで?北方ルネサンスも同時期ですよね」という疑問は当然わいてくるわけで、彼女はそこを当然のようにスルーしてフィレンツェ人について語っている。まあイタリアについての本なのだからスルーして当然と言われればそれまでなのだけど、一言くらい触れてもよかったんじゃないかとか、一旦惚れるとその人(民族・団体)しか見ないのは悪い癖だなとか、読者としてもどうしても考えてしまう。その他、細かいところで「そこばっさり切っちゃうのは立体的な歴史像としてまずくないか?」というのは、実は多数ある。だまされないように、というと言葉は悪いが、他の著者のルネサンスの本を読む必要はあるだろう。

それでもやはり本書はおもしろい。たとえば、ルネサンスの走りとしてノルマン朝の神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世と、聖フランチェスコを挙げていた。前者は比較的見る名前だが、後者を挙げている人は見ない。しかし、理由がしっかりとしていて、なるほどと思わせられる。フィレンツェにしろローマにしろヴェネツィアにしろ、興亡の歴史に民族の特質をしっかり織り込んでおり、いつもの塩野節を聞くことができるだろう。他の方のレビューに「気質に逃げられても」というものがあって、それはそれで納得できる話だが、そういう人は塩野七生の本と徹底的にあわないので、今後一切避けるべきだと思う。民族には魂があり、それが栄枯盛衰を左右するというのが彼女の基本思想であるからだ。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:文庫
 とにかく筆者のルネサンス、地中海への愛情と深い洞察は伝わってくる。「見たい、知りたい、わかりたい」という欲望の爆発とルネサンスを定義し、長年の研究や思索、経験から紡ぎだされたルネサンス観は、素人は圧倒される。年表、図表、略歴も大変参考になり、便利である。
 ただあえて言わせてもらえば、主観的な愛情が強すぎる点は否めない。そもそも今日ではルネサンスという歴史的事情の存在自体も論争的である。アラブ・イスラーム文明の影響の記述も十分とは思えないし、大航海時代まではアジア・アラブ人による航海ルートが確立していなかったかのような記述にはいささか驚かされる(p193)。これはいささか時代遅れというか、視野狭窄、不勉強であろう。
 地中海を愛するからといって他の地域に無知であったり、必要以上に貶めてよいものだろうか。本当の意味で地中海やルネサンスを理解し、愛することになるのだろうか。そこにはバランスが欠けているとしかいえない。
 単なる筆者の愛情や信仰の吐露で終わるか、普遍的な価値をもつ著作となるか。後世の人はどう評価するだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本史脳の私は中学生レベルの世界史も怪しい状態ですので、「ルネサンス」と言われても「ヨーロッパ」とか「文芸復古」とかのキーワードしかでてきません。そのレベルの私には難しいかと思いましたが、「ローマ人の物語」が読みやすかった塩野氏の評論であり、タイトルにも惹かれ本書を手にとりました。
塩野氏は冒頭、「見たい、知りたい、分かりたいという欲望の爆発が…(ルネサンスという)精神運動の本質」と端的に表現します(分かりやすい!)。
そして、対話形式で、しかもルネサンス期の活動の中心であったフィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアを順番に辿り、それぞれの街で花開いたルネサンス活動とその中心人物の功績を紹介していきます。
世界史オンチの私は登場人物の半分も知りませんでしたが、それでもルネサンスの躍動感のようなものは感じることができ、当時の芸術にも興味が沸いてきました。巻頭と巻末に掲載された人物一覧と人物評伝も理解を促します。
歴史と人物を知らないとちょっと難しいかもしれませんが、それでも入門書としては十分すぎるほどの内容かと思います。やはり(歴史家ではなく小説家として)イタリア歴史ものといえば塩野氏、といわざるを得ない面白さ。世界史オンチの人にも是非読んで欲しい一冊です。
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最近のカスタマーレビュー
ルネサンスを内在的に解き明かした好著
... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 仮面ライター
読みやすいがこれだけでは不十分
 とても面白い。会話体で書かれているから読みやすい。
読み始めたらやめられない。世界史音痴の私にもよくわかる。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ドミンゴ
文体は違うが中身はいつもの塩野七生:でも少し柔らで少し親切な解説風
... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: TSS
歴史における意味
 面白い時代と思ってはいたが具体的な意味づけはわからなかった時代でした。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 子英
イタリアに行きたくなる
もともと西洋史についてはまったくのオンチでしたが、塩野七生さんの『ローマ人の物語』を読んで感動し、そして『チェーザレ・ボルジア』、『マキアヴェッリ』とルネサンス著... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 重元寛人
納得した
ほかの方も書かれている通り、ルネサンスへの解説は対話形式。
これのおかげで、頭にスッと入っていきやすかったですね。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/8 投稿者: あずまこ
最高に面白い。
「こんな素晴らしい本が文庫で手に入るなんて良い時代だなあ」というのが読後の感想でした。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/31 投稿者: 哲学する河童
近世全体を俯瞰させてくれる名著
素晴らしい著作です。
平易な文章ながら、今までの私の「ルネサンス」の知識をひっくりかえすだけの説得力のある文章です。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/8 投稿者: ringmoo
「気質」で逃げられても困るよなぁ
近年ではローマ史の第一人者と目される塩野氏が題名通り「ルネサンスとは何であったのか」を対話形式で解説した本。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/2 投稿者: 紫陽花
ルネサンスという、時代の流れが
「ルネサンス」について、
美術分野のみならず、政治・宗教・科学など
さまざまな分野の人々の業績を取り上げて... 続きを読む
投稿日: 2008/5/22 投稿者: 九月
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