箱を人型に組み合わせた、人間のパロディのような姿であるはずのラミアが、挿絵ではなぜかデッサン人形そのままのデザイン。月面車にやっつけ作業で対物ライフルを乗せた、機械や骨組みが剥き出しのプリミティブな外観のはずのテクニカルが、挿絵ではなぜか米軍のM-1エイブラムス戦車そのままのデザイン。到底、物語を読んでから描いたとは思えません。話を読み進めている途中で挿絵が出てくるたびに辟易としました。物語的にはまあまあ楽しめそうな内容なのですが、挿絵のせいで物語までチープに感じてしまい、かなり辛かったです。
また話の内容的にも、各人物の性格設定が確立されておらず、誰が喋っているのか頻繁に分からなくなるうえ、物語の筋にあまり関係ないお喋りが多すぎるため、筋に関係なさそうな喋りは読み飛ばし、戦闘シーンだけ楽しみました。
結論として、ウロボロスやストリンガーのノリを期待して本作品を購入するのは、まったくお勧めしません。