バイストンウェルを覚えている者は幸せである。
魂の修行の場所バイストンウェル。
本作品は、富野由悠季によるライフワーク「バイストンウェルストーリー」
の一遍である。
聖戦士ダンバイン→リーンの翼(旧作)→オーラバトラー戦記→ガーゼィの翼→リーンの翼(本作)
という大きな流れがあり、ファウファウ物語という外伝がある。
その辺りはウィキペディアが詳しく紹介してくれるので、参照すると良いだろう。
この二巻は、リーンの翼旧作(全六巻)の内、四〜六巻の部分を再編集したものだ。
昭和初期の大東亜戦争時、特攻兵として沖縄に散るはずだった主人公「迫水真次郎」が
オーラの力に導かれ、バイストンウェルに降臨する。そこで、一足の沓に出会った。
その沓こそが「聖戦士」の象徴たる、リーンの翼を具現化させる沓だった。
異世界で彼は「聖戦士」として時の権力者に挑む。
反乱軍の象徴たるリンレイ・メラディを、敵からの奪還に成功した迫水と盟友アマルガンは、
反乱軍の勢いを確固たるものとしていく。
ガダバ国のゴド・ゾウも反乱軍がうるさくなってきた。
リンレイ・メラディの元に一丸となって戦う反乱軍だが、アマルガンの野望が徐々に見え始める中、
聖戦士たる迫水はバイストンウェルの救世主になることができるのか?
第一部完結編とも言える第二巻。衝撃のラストは、リーンの翼旧作とは異なる。
読み比べるも一興。昔懐かしいと感じる方は、第二巻まででも読む価値はあると言える。