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リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち
 
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リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち [単行本]

アンドリュー・ロス・ソーキン , 加賀山卓朗
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

全米ベストセラー Too Big To Fail が遂に全訳!
エコノミスト紙、2009年ベスト・ブックス
フィナンシャル・タイムズ紙、2009年ブックス・オブ・ザ・イヤー
800-CEO-READ 2009年ビジネス書大賞受賞

ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、ガイトナーNY連銀総裁、ウォーレン・バフェット、そして巨万の富を稼ぐウォール街のCEOたちは未曾有の経済危機に際して、何を考え、いかに行動したか! そして三菱UFJフィナンシャル・グループによるモルガン・スタンレー救済の意義とは? リーマン・ショックのインサイドに敢然と切り込む、傑作ノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

ニューヨーク・タイムズのトップ記者が鋭く切り込むリーマン・ショックのセンセーショナルな裏側。2009年800‐CEO‐READビジネス書大賞受賞、「フィナンシャル・タイムズ」「エコノミスト」両紙の2009年ベスト・ビジネスブック。

登録情報

  • 単行本: 398ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/7/9)
  • ISBN-10: 4152091436
  • ISBN-13: 978-4152091437
  • 発売日: 2010/7/9
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 リーマン・ショック解説本の決定版, 2010/7/12
レビュー対象商品: リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち (単行本)
 アメリカの金融危機における、ベア・スターンズの破綻から、リーマン・ブラザーズの破綻、最終的な公的資金注入までの流れを詳細に追ったノンフィクション。取材が本当に徹底していると感心させられる。インサイダーと思われる情報も満載で、非常に興味深く読んだ。日本であれば関係者が口を閉ざしてしまうところだが、アメリカだとジャーナリズムへの対応が違うのだろうか。あるいは、著者の取材力なのだろうか。原注を見ると、政府関係の情報開示も多いようだ。
 非常に大部だが、小説仕立てで読ませるので、まったく苦にならず、上下巻を一気読み。正直、下手な小説より面白い。とくに、ポールソン財務長官、ガイトナーNY連銀総裁、ウォーレン・バフェット、さらには投資銀行のCEOたちのキャラクターがあまりに濃く、彼らの言動や行く末が気になって気になって仕方なかった。また、三菱UFJがモルガン・スタンレーに振り出した90億ドルの小切手の現物写真が生々しくて良い。
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 近年稀に見るビジネス・ノンフィクションの傑作, 2010/9/6
レビュー対象商品: リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち (単行本)
(レビューは下巻を合わせての感想です。)
圧倒的な迫力で事実の確信に迫る著者の筆力にまずは脱帽。日本では何か事件があるとすぐに陰謀論などに飛びつくが、これを読めばわかる通り、人間の業というか欲というか、そのぶつかり合いが全てであり、そこにこそ真のドラマがあるという事でしょう。
金融ビジネスに詳しくない方には確かに難しいと思われますが、それでもこの人間ドラマを是非読んで欲しい。特に、一番のクライマックスは、リーマン救済の最後の最後で英国政府に裏切られた関係者の怒り、落胆(しかも英国系銀行であるバークレイズは結局リーマンのビジネスの一番おいしいところを破産後に安値でかっさらっていくのだから)、そしてリーマンCEOのファルドが「全ては終わった」と寂しく妻に報告するところなどで、それまでにさんざん儲けていただろうが、という批判すらどこかへ吹っ飛んでしまいそうなくらいに悲劇的で、同情の念すら湧いてきます。

関係者がよく証言しているのがアメリカ的という声も他のレビューワーの方からありました。確かにその通りでしょうが、本書を読んだ人には、日本の長銀破綻(とその再生)を書いたジリアン・テットの「セイビング・ザ・サン」や藤井良弘の「金融再生の誤算」という本も読み比べてみて欲しいです。本書ほどではないですが関係者の証言が多くの載っているので(ちょうど金融機関破綻のドラマという点でも同じなので)是非、読み比べて欲しいです。
おそらくこのような事件で証言する人間が多いのは、歴史的な事件についてのケース・スタディをきちんと残して後世に役立てたいという気持ちが大きいのではないでしょうか。

一点、揚げ足取りみたいで恐縮ですが、本書でFixed Incomeの部隊名を「確定利付債...」と訳していたのは少し違和感ありです。正しくは「債券(部)」とすべきでしょう。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 レバレッジの罪と罰, 2010/9/10
レビュー対象商品: リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち (単行本)
 ※まだ上巻しか読んでいない段階でこのレビューを書いています。
 2008年のリーマンの破綻をめぐる意思決定者たちのドキュメンタリーです。よくここまで取材して物語を組み立てられたなぁ・・・と感心するぐらいストーリーが重厚です。リーマンやゴールドマン・サックス、AIG、米国財務省などのさまざまな機関の重要人物たちが登場しますが、主役となるのはやはりリーマンのCEOであるリチャード・ファルドだと思います。いまは、金融機関の取引関係が非常に密で、かつ、分かりにくくなっており、リーマンの破綻もそれに先立つサブプライム危機が遠因となっているようです。リーマンが危なそうだ・・・と市場に認識されると、リーマンは容赦無い空売りにさらされます。150年以上の歴史をもつリーマンであっても、市場は容赦しません。リーマンをなんとかしようと奔走しながらちっとも効果的な手をうてないファルド。ありえないほど下がり続けるリーマン株価。ファルドたちの味わった「きりもみ落下感」を疑似体験できる本です。そして、リーマンが倒れれば、市場はつぎの標的探しをします。
 結局、レバレッジ金融によって身の丈にあわない(でも儲かるのでやめられない)取引を続けた挙句のクラッシュです。人類が「レバレッジ金融」を賢く使いこなせるようになるまでには、不可避の惨事だったのかも。
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